試食会の前に,植物園を散策した。
いつまでも花を愛でる心を持ち続けたいものだ。
こんなこと言える私って・・・。
私たち北陸地方の人間には「赤ナシ」の方が馴染みがあり,関西では「青ナシ」の方が好まれると,昨日オハラさん(マイクを持った方)は説明された。
そう言えば,我が家はどちらかといえば「赤ナシ」を食べているような気がする。
ポピュラーな「二十世紀」は青ナシ系ですが,「長十郎」「豊水」「幸水」などの品種は赤ナシ系。
赤ナシのほうが甘みが強くらしく,一方,青ナシは果汁が多く,さっぱりした甘みが売りで日持ちが良く新聞紙に包んで保存すれば正月に食べられることができるそうな。
何にも知らずに過ごしてきました!
ナシを小さく刻んだものを爪楊枝で試食したわけですが,10品種を2~3個食べても結構お腹が膨れます(もっとも,1個ずつ食べるのが常識ですが...)。
二日酔いでのどが渇き,体がほてる場合などにも効果的のようで,私の場合毎日食べなきゃいけないことになります。
また,肝臓を保護し食物の消化を助けるといわれており,(アスパラギン酸も含まれているため)疲労回復に効くとなりゃ,有っても無くても「ナシ」を食べんなんね。
そうそう,お通じにも良いんですよ!
秋晴れの下,富山中央植物園に行って,開園20周年記念特別展「梨を味わう」に参加し,10種類の梨を試食してきました。
セイヨウナシ(西洋梨)といえば「ラ・フランス」しか思い付きませんが,今回,珍しい2品種のセイヨウナシ「ゼネラル・レクラーク」「バラード」も試食できました。
「ヤマナシ」... 栽培されるニホンナシの基になった野生種で,小粒で硬く酸味が強い
「二十世紀」... 長十郎と並び昭和40年代の梨の代名詞的存在,ゴミ置き場で見つかった品種
「豊水(ほうすい)」... "幸水"に次ぐ現代ナシの代表品種で栽培も増加中
「あきづき」... 国が1998年に発表した品種,果実は大きく糖度も高く独特の風味
「南水(なんすい)」... 長野県が1990年に発表,酸味がなく干柿に似た味と風味
「新星(しんせい)」... 1984年に発表された品種,形がリンゴそっくりで味も甘酸濃い
「新高(にいたか)」... 昭和初期の古い品種,富山県では"幸水""豊水"に次ぐ栽培高
「平塚16号」... 国が1953年に育種開始したが中断された青ナシ,高級贈答品種
「ゼネラル・レクラーク」... 仏パリ近郊で1950年に発見,甘味・酸味も濃くバランス良
「バラード」... "バートレット"と"ラ・フランス"の交配種を1999年に山形県が発表
西洋梨の中では最も甘味の強い品種で1個千円以上の高級種
「平塚16号」は,1個1,500円くらいする高級ナシのため40名くらいの参加者の一番人気となりあっという間に完食。「ゼネラル・レクラーク」「バラード」も洋ナシ特有の柔らかさと甘味タップリで,同様に完食されました。
個人的には,「南水」「新星」「バラード」が美味しく何度もおかわりをしてしまいました。
即売所では各品種が販売されていましたが,「バラード」5個をゲット。普段500円のものが200円ですからねぇ。こりゃぁ買いでしょ! 下の写真の一番右側のものでそれが売れ残ってたの!
お昼は,「糸庄」のモツ煮込みうどん。
そして,ナシの試食をガッツリでお腹パンパン。
帰りは欠伸しながらハンドルを握ってました。
豊潤でみずみずしく,甘酸味と硬度(歯ざわり)で全く違う「梨」を知るきっかけを与えてもらった1日でした。
昨夜は,メンネルコールの練習日。
中川さん指揮する「雪国にて」と佐川さん指揮する「心に残る歌シリーズ」を練習したのだが,すんなり日本語歌詞が言葉になって出てくるのです。
小団(ラ・ムジカ)では,マジャール語がメインで他に日本語なんて歌わせてくれない!
そんなの覚えようたってスポンジ状の脳みその私では無理なものは無理!
メンネルでは困ったことに,バーバー(英語)とシューベルト(ドイツ語)2曲が控えている。
暗譜への意欲は満々なれど,楽譜を開くと意気消沈するばかり。
私の辞書に「忌避」「逃避」この2語しか載っていないのかもしれない。。
孫の誕生会に呼ばれた。
日頃ろくな食べ物を口にしていないに違いないと,嫁いだ娘が気を効かせて息子2人共々招待してくれ趣向を凝らした飾り物に,美味しいご馳走をちょうだいしたのでした。
9月生まれの孫は,8才(小2)と3才のどちらも女の子。5才の男の子は12月生まれ。
カメラを忘れたので携帯で撮ったものですが,今どきのケーキってこんなのね。
♪ ハッピバースデー ツーユー♪
3才の孫は,私の所属する合唱団の演奏会には必ず来ているので「ジッジー,お歌じょうじぃ(上手)やじぃ~」と面目躍如でありました。まっ,これくらいはねぇ。。
女の子が生まれたら「桐」の木を植えて,嫁ぐ時にその桐で箪笥を作る...なんて昔の人は考えましたが,桃栗3年柿8年,桐が箪笥になるまでには何10年とかかります。
一度も食べたことがない栗,写真では大きく見えるけれどとても小さい。
今朝早く(6時前!),母から呼ばれた。
じぇじぇじぇっ,また何か具合が悪くなって救急車を呼ぼうとしてたんじゃないかと思ったが,ATMに連れて行って欲しいとのことで一安心。
玄関にはいつもカギがかかっているので背戸(せど)から入ろうとすると,手入れの成されていない生垣に赤とんぼがとまっている。
最近見かけることも少なくなった赤とんぼ(秋茜)。
私が幼い頃も見かけると嬉しかった「鬼蜻(「虫」へんに「延」)オニヤンマ」や,塩辛蜻蛉(シオカラトンボ)なんて何処行っちゃったんだろう?
小さい秋は見つけたけれど,小さい頃の秋を見つけることができない!
昨夜の小団(ラ・ムジカ)練習時に,指揮者犀川さんから吉報がもたらされた。
なんと赤ちゃんが21日(土)に奥方様の実家埼玉で誕生したというのだ。
少し早めでも2,700gを優に超した元気な男の子だそうだ。
これで,65才以上が全人口の4分の1(25%)を占める逆ピラミッド型の人口構成が補正される...はオーバーかな?
長女・長男に託す想いって,それは大きいものです。まずは,母子ともに元気が何より。
けれど昨夜の練習参加者は8名と少なく,今日の気温と同じように薄ら寒いものでした。
というわけで,七尾で仕事を終えて和倉温泉の総湯に入ってきました。
一応,露天風呂。外の灯りも見えないくらい眩しい夕陽。
最高気温が突然20℃と低くなると体温調整もままならない世代の私には,温泉が必須なの...と自己弁明しながら暖簾を潜(くぐ)ったのでありました。
湯あたりしたのか這う這うの体(ほうほうのてい)で休み処で体を冷やしたのです。
何のために温泉に入ったのやら。。
3連休が2週続くと曜日感覚がおかしくなりませんか,ご同輩方?
「敬老の日」と「秋分の日」。
9月15日に結婚した私は,第3週の月曜日が敬老の日になったからってピンときません。
もうすぐ365日,1年中毎日が日曜日になる身,文句を言ったって仕方ありませんて。
そんな昨日,お彼岸で墓参りをしてきました。
毎年咲いているはずの彼岸花を今年初めて気付くなんて。。。
新車から3年後には,車検を必ず受けなければならない。
その後,2年ごとに同じように車検だ。
そのおかげで,海外では日本で廃車になった車が現役として走っているわけだ。
「ブレーキパッド磨耗」→「交換」など,毎回必ず部品交換等があるので出費がかさむ。
車の安全と言うより,整備工場や車の備品製作会社で働く人たちの雇用を守っている制度のような気がするのは私だけでしょうか?
ドライブ日和の昨日でしたが,そんなわけで代車を走らせ映画館に。
たまたま時間帯が合ったスーパーマン誕生までの物語"マン・オブ・スティール"を鑑賞。
父親がラッセル・クロウ。地球上の両親には,ケビン・コスナーとダイアン・レイン。
このお二人がアメリカ映画で描かれる田舎で育つ少年を見守る両親役に似合っていましたが,ダイアン・レインだと気付いたのが見終えた時。
レーザーディスクも買った「ストリート・オブ・ファイヤー」の彼女は最高でした。この映画では,お顔のシワは増えていましたが息子(スーパーマン:ヘンリー・カヴィル)を愛する気丈な母親にピッタリ。ケビン・コスナーなんて,「続:フィールド・オブ・ドリームス」だしさ。
映画の感想? 教えないっ!
今日は,大阪日帰りでした。
7時2分発のサンダーバード6号で大阪に向かう途中,昨夜の小団(ラ・ムジカ)練習に来られなかった美女A子とメールの交換をした。
色っぽいメールじゃないところが残念だけど,いろいろございます。
お昼は,「つるとんたん」本町店で「今日のランチ」細うどん1.5玉。
もう,お腹いっぱいで午後からの会議は船を漕いでおりました。
夕方5時を少しまわった頃に会議も終了し,同僚後輩の後ろを金魚の糞みたいにくっ付いて大阪では有名な串カツの「だるま」北新地店へ。
北新地というのは,大阪市北区曾根崎新地・堂島に広がるJR大阪駅近くの歓楽街で,私はこの「だるま」に初めて入った田舎者です。
サッサと切り上げ,18時42分発サンダーバード39号に乗り込み金沢駅に到着すると,鼓門から中秋の満月を1日過ぎた「十六夜月」がクッキリと浮かんでいました。
先月に続いて歌舞伎観劇の翌日,築地場外市場の「すしざんまい本店」で堪能してきました。
ここで,海鮮丼とにぎり寿司をいただいたので次回からは市場内の人気店を覗くとしよう。
右の写真は,昨年のこの時期に散策した「浜離宮公園」を上から見たくて「コンラッド東京」28階ロビーラウンジから撮ったもの。
ヒルトングループの最上級ブランドホテルの「コンラッド東京」は,全ヒルトンの中で2011・12年と2年続けて最優秀賞を受賞しているだけあって,そのラグジュアリーぶりはもちろんホテルマンの態度たるや流石でありました。
こんな贅沢はもう二度と出来ないと思う!
1.沖津浪不知火「不知火検校(しらぬいけんぎょう)」(タイトルが長くて...)。
赤々としたポスター(先日,偶然鑑賞した蜷川実花さん製作!)には,『松本幸四郎 悪の華相勤め申し候』と書かれている通り,盲人の中での最上級の階級にいる不知火検校に「富の市」(幸四郎)が弟子入りし,二代目検校の地位を奪い取り,悪の華を貪る役どころを見事に演じていました。
そんな「富の市」に同じ穴の狢的な「生首の次郎」(橋之助),「鳥羽屋丹治」(弥十郎),その弟「玉太郎」(亀鶴)らが集まってきて,悪事がエスカレートしていき「玉太郎」がついて行けず奉行に訴えでてお縄になるストーリーです。
後ろ手にされながらも「目が開いててもおもしろいものも見えず,胆が小さきゃ老いぼれていくだけだ...」とか「「小汚いババァに薄汚れたジジィども...」なぁんて捨て台詞を吐いて花道を去ってゆく「富の市」。
36年ぶりの極悪非道の演目。
幸四郎,圧巻でありました。
2.馬盗人
これは,三津五郎さんが悪太を演じるところ療養中ということで,振り付けに名前が載っていましたが早い回復を祈るばかりです。先月の歌舞伎座では,ゴワゴワ脛毛を出してお元気だったのですから...。
そうして田舎者,演舞場を出て大江戸線で築地市場駅→汐留駅→大門駅と向かい,ライトアップされた東京タワーを見てきました。
前日に,各国の大使を招いてライトアップされた東京タワーを鑑賞するパーティーが増上寺にて行われたとの報道があり,今夜もどうかな?と行ったけれど,増上寺は真っ暗。
でも,隣の東京プリンスホテルのビアガーデンの灯りだけが燦々と輝いていました。
オリンピック招致決定を祝う,美しい五輪にライトアップされた東京タワーを前にしながら,カメラの腕がなんともはや...。。。
かつての東京定宿がメルパルク東京だった20数年前に比べ,周りの景色も一変してました。
普段カルテットで歌う機会が少ない私ですが,昨夜は頼まれ仕事で4人で歌った。
メンバーは,H山(メンネル元会長)・O原(現会長)・N川(指揮者)それに私。
4年ほど前に同じ顔合わせでH山邸で1時間ほどの演奏会を持ったこともあったし,なじみのメンバーだから楽しいものでした。
ただ,H山さんが2年以上の休団中ということで声を出していなかったこともあり,当初練習し始めはスッキリと行かなかったものの,昔取った杵柄というように何とかなりました。
天神橋を上った有名和風料亭で,某市の偉いさん方の集まり(昨夜は「観月会」)の食事場所で歌ったのですが,きれいどころの舞妓さんの代わりに歌うわけですから4人は気を引き締めて臨んだのです。
多少の破綻はあったかもしれませんが,温かい拍手も頂戴しアンコール含めての7曲。
歌っている途中,小団(ラ・ムジカ)N野さんがニコニコして座ってらっしゃるではありませんか!
な~るほど,見慣れた舞妓・芸子さんより無骨な男声カルテットを...と彼から要望があったに違いない。
持つべきものは,友であります。
台風が全国を荒らしまわっていった16(月・祝),金沢メンネルコールは「しいのきコンサート」を決行した。
未明に,京都・滋賀・福井に大災害をもたらした台風18号は,私たちが歌う頃には三陸沿岸で温帯性低気圧に変じていたが,歌劇座地下で練習開始した朝10時には土砂降り。
12時過ぎに会場の「しいのき迎賓館」1階まで移動する頃には雨足も収まり,空には雲の切れ目から青空がちょっぴり見えていました。
午後1時本番開始です。
今回は,11月4日に行われる定期演奏会の予行演習的なもので各ステージから抜粋して歌ったのです。それも開始1曲目は,タダタケの雪国にての冒頭ソロから始まるもので,14(土)に始めてソロ部分を歌った私が♪越の国...♪
指揮をしたN川さんが,曲の解説を上手く加えながら10曲ほど歌ったのですが,今日の天候ゆえ並べた椅子40脚のうちお客様は30名。
そのうち,小団(ラ・ムジカ)メンバーが家族連れなど12名が席を埋めてくれたおかげで,何とかガラガラを免れたのです。
右の写真は,お客さま第1号のメンバー親子。
ホント,ありがたいことです。
そして,打ち上げと称して1次会→2次会へと突入して行ったのは言うまでもありませんね。
今日は,嶺北を回った。
三国から「あわら」に移動する際,「金津 創作の森」に立ち寄った。
彼女の極彩色とか万華鏡といった感じの色彩美は,私の好きな色使いです。
AKB48の17枚目のシングル曲「ヘビーローテーション」のPV(プロモーションビデオ)監督が蜷川実花さんで, カラフルな花びらが舞う中でメンバーが寝転がったりキスしてたのをご同輩方,記憶ありませんか?
実は私,メンバーの名前は殆ど分かりません。。。
今日の会場には若い女性がいっぱいで,場違いなロートルはスタコラと退散いたしましたわい。
そうして,芦原温泉街を通過。
温泉街には必ず総湯があり,ここの総湯「セントピアあわら」の由来は「泉都芦原の聖なる船着き場」ということで名付けられたそうです。
お湯に入ったかどうか教えない!
釜湯(洞穴のようなサウナ風呂)が熱かったとか,「天」・「地」の2つ湯があって,今日は「地」が男湯だったかどうか教えない!
1週間毎に男女湯が入れ替わるのに,いつ来ても下の「地の湯」しか入ったことがない。
昨日に続いて今日の(も)秋晴れ!
まさしく「さわやかな秋」です。
「萩の寺」で有名な大聖寺実性院に立ち寄ると,2分咲きくらいの萩が咲いていました。
こうやって正面から見ると白いサルスベリばかりが目立ってますねぇ。
訪れて30年以上経って実性院前の道路や近くの国道が新しくなっても,萩は何も変わらない。
見に来る男が年々老いるだけの白い萩。
感傷の秋でもありますね。
オリンピック・パラリンピックの東京開催が決まった。
2020年,タイトルの7年後のことです。
8(日)午前5時過ぎ,ジャック・ロゲIOC会長が東京2020のカードを見せたときは思わず「やったぁ~!」と叫んでしまいましたが,これも殆ど徹夜状態でテレビの前に鎮座した成果です。
もちろん,日本のプレゼンが感動的だったことが一番ですがね。。
久子さまの白いお召し物に日本列島をモチーフにした金のブローチに気が付かれたと思いますが,沖縄辺りで鎖が揺れるという素晴らしいもの。きっと流行る!
おかげで,睡眠時間2時間弱という状態で午前11時前にビエンナーレ混声合唱練習に参加し続いて男声合唱へ突入し,午後1時半から同じ中央公民館彦三館第1練習室でメンネル練習だ。
この日は広瀬先生の指導日にあたり,前日(7)三馬カトリック教会で2回目のバーバー練習を済ませただけで,当然ガタガタ・ボロボロでありました。ホント申し訳ないことです。
ぼぉ~っとしてても,いつものようにカッコいい指揮に酔ってました...。
7(土)なんて,午後から小松で11月本番の練習だったから週末は歌いっぱなし状態。
その2日前の5(木),小団(ラ・ムジカ)の通常練習日のところ第10回記念演奏会の反省会が行われ,様々な意見交換があった。
運営上の反省ということなので,私から見ればノープロブレムです。
ただ,今後の方針について「5年後は?」という意見が出たのに苦笑せざるを得ませんでした。
若返り必須の小団の5年後,私を含めて男声の多くがヤングに道を譲っていることでしょう。
かつて所属していた合唱団のハーモニーを聴衆として楽しむ。
その時が早く来ることが願いです。
ましてや7年後です。
教室の黒板の上にあった(開き戸の付いた)テレビで東京オリンピックを観戦していた中学生だった私が,新しくなる国立競技場で開会式を観ることは叶うのでしょうか?
フランス語由来のアンコール(encore)は,『コンサートやリサイタルにおいて追加演奏を要望する かけ声のこと』のようですが,そのフランスでは使われなくなったらしく,『主に英語圏の掛け声』と載っている。
小団(ラ・ムジカ)のアンコール曲は,2曲。
ラヂッチ・エヴァさんが先に,コダーイ作曲「Esti dal」。
犀川さんが次に,フランツ・ビーブル作曲「AVE MARIA」。
いずれもきれいなハーモニーをお聞かせすることが出来たと自負しているが,会場の皆さんには曲名が分かりづらく,終演後,出口で「聞いたことがあるけれど何て曲名?」と尋ねられた。
音楽堂などのコンサート会場では出口近くに,アンコールで演奏された曲名を貼り出してあることが多く,そういった配慮がコーラス会場でも必要では?と私自身の体験から思う次第です。
もっとも,プログラムを歌い終えて拍手もなく帰り支度の目立つ聴衆の前では,用意していたアンコール曲も歌うことも出来ず,貼り出したアンコール曲名がカッコの悪いことになってしまう。
万来の拍手と喝采,これに勝るものはありませんね。
秋雨前線と台風の影響でしょうか,北陸にも大雨警報が発令されっぱなし。
自転車に乗ってる人が横殴りの雨風で倒れている。
大丈夫かな?
傘なんて広げたらアウトだもの,風邪を引かないよう濡れて参りましょう。
♪ 雨の音が聞こえる...♪
今日は,♪暴風雨の音が聞こえる。
演奏会後,バタバタしてしまい箱に書く時間がありませんでしたが,会場(899席)の7割近くの方々が足を運んでいただいたおかげで,歌う私たちもその熱気を感じて歌うことが出来ました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
今回3つのステージ構成からなっていたのですが,何といってもオープニングでしょう!
小団(ラ・ムジカ)のテーマソングであるカノン「VIVA LA MUSICA」を,3人の指揮者が(ラヂッチ・エヴァさん→大谷研二先生→犀川裕紀さん)登場して歌い出すという豪華なもの。
おそらく全国各地を指導しておられる大谷先生が,こうして歌うことは初めての出来事ではなかったでしょうか?
お越しいただいた会場の皆さんへの「お年玉?」のような掴(つか)みで演奏会が始まるのですから,これは第1ステージ前から成功間違い無しと確信した次第でありました。
1.Summer is a-coming in
2.A round of three country dancers is one
3.Tourdion
4.Alla cazza
5.Das G'laut zu Speyer
6.Vallon Szerenad
7.Hajinal-Nota
8.Szeged felol
第1ステージは全8曲で,女声,男声がそれぞれ「1」,「2」を順に歌いながら登場。
過去に歌ったことのある曲ばかりなのに,エヴァさんからダメ出しを数多く受けての本番。
歌いながら,彼女を客演指揮者として後何回呼べるのだろうと考えてしまった。
いえいえ上の空じゃありませんでしたよ!
今回,薄く本当に軽くフロアーマイクを入れていたので終曲「8」番目で,シェイ・ホイ・ヘ~イ!とフォルテ(×3)で終わるところに想定外のハウリングが起きてしまったのは残念。
リハーサルではそこまで声を出していなかったものねぇ。
特に男声は声がでかいのよ。考えて歌わないと!(←責任を少し感じてます)
第2ステージは,大谷先生による,混声合唱とギターのための組曲「クレーの絵本 第1集」(三善 晃作曲)を,マーシーさん(ギター)とジュンさん(シンバル)で。
前日の会場練習では,これがアカペラ!という素晴らしいハーモニーを先生が作ってくれたのに,本番では私含めおバカな男声が出しすぎ(反省は猿でもするのに...)。
でも,指揮カッコ良いよなぁ...と思いながら(又しても)歌ってしまった。
第3ステージに移る前に,着替えの時間を持たすために下手(し・も・て,ヘタじゃありませんよ)でマイク持ってしゃべってて欲しいとO田さん(今回も仕切りは全て彼!)から言われる。
原稿もなく適当に話し,指揮を終えたばかりの先生やエヴァさんを呼び出して更にトークと,他では考えられない展開に。
嫌な顔も見せずニコニコ応じる。やっぱ,大谷先生とエヴァさんはカッコいい!
第3ステージは,新常任指揮者 犀川裕紀さんによる本邦初演の「Res gesta mundi」(Toth Peter作曲)を,鶴見彩さん(ピアノ)で歌った。
エヴァ・先生の流れで,メインの3ステがこの難曲だったことは正解だったのでしょうが,トークに気をとられてメガネを忘れてステージに。
でも,ボケてはっきり見えない歌詞でも歌えたのは練習の成果でしょうか?
犀川さんの定演デビューとしては,申し分なかったのではないでしょうか。
皆さん,今後の彼に期待と応援をお願いします。
オープニングの掴み!さすがハンガリー育ちのエヴァならではやね。
大谷研二さん,田舎合唱団のオープニングで歌う!
カッコ良いがいね!
Copyright © 2002-2013 金沢の声楽アンサンブル ~ La Musica ~