フランス語由来のアンコール(encore)は,『コンサートやリサイタルにおいて追加演奏を要望する かけ声のこと』のようですが,そのフランスでは使われなくなったらしく,『主に英語圏の掛け声』と載っている。
小団(ラ・ムジカ)のアンコール曲は,2曲。
ラヂッチ・エヴァさんが先に,コダーイ作曲「Esti dal」。
犀川さんが次に,フランツ・ビーブル作曲「AVE MARIA」。
いずれもきれいなハーモニーをお聞かせすることが出来たと自負しているが,会場の皆さんには曲名が分かりづらく,終演後,出口で「聞いたことがあるけれど何て曲名?」と尋ねられた。
音楽堂などのコンサート会場では出口近くに,アンコールで演奏された曲名を貼り出してあることが多く,そういった配慮がコーラス会場でも必要では?と私自身の体験から思う次第です。
もっとも,プログラムを歌い終えて拍手もなく帰り支度の目立つ聴衆の前では,用意していたアンコール曲も歌うことも出来ず,貼り出したアンコール曲名がカッコの悪いことになってしまう。
万来の拍手と喝采,これに勝るものはありませんね。
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