演奏会後,バタバタしてしまい箱に書く時間がありませんでしたが,会場(899席)の7割近くの方々が足を運んでいただいたおかげで,歌う私たちもその熱気を感じて歌うことが出来ました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
今回3つのステージ構成からなっていたのですが,何といってもオープニングでしょう!
小団(ラ・ムジカ)のテーマソングであるカノン「VIVA LA MUSICA」を,3人の指揮者が(ラヂッチ・エヴァさん→大谷研二先生→犀川裕紀さん)登場して歌い出すという豪華なもの。
おそらく全国各地を指導しておられる大谷先生が,こうして歌うことは初めての出来事ではなかったでしょうか?
お越しいただいた会場の皆さんへの「お年玉?」のような掴(つか)みで演奏会が始まるのですから,これは第1ステージ前から成功間違い無しと確信した次第でありました。
1.Summer is a-coming in
2.A round of three country dancers is one
3.Tourdion
4.Alla cazza
5.Das G'laut zu Speyer
6.Vallon Szerenad
7.Hajinal-Nota
8.Szeged felol
第1ステージは全8曲で,女声,男声がそれぞれ「1」,「2」を順に歌いながら登場。
過去に歌ったことのある曲ばかりなのに,エヴァさんからダメ出しを数多く受けての本番。
歌いながら,彼女を客演指揮者として後何回呼べるのだろうと考えてしまった。
いえいえ上の空じゃありませんでしたよ!
今回,薄く本当に軽くフロアーマイクを入れていたので終曲「8」番目で,シェイ・ホイ・ヘ~イ!とフォルテ(×3)で終わるところに想定外のハウリングが起きてしまったのは残念。
リハーサルではそこまで声を出していなかったものねぇ。
特に男声は声がでかいのよ。考えて歌わないと!(←責任を少し感じてます)
第2ステージは,大谷先生による,混声合唱とギターのための組曲「クレーの絵本 第1集」(三善 晃作曲)を,マーシーさん(ギター)とジュンさん(シンバル)で。
前日の会場練習では,これがアカペラ!という素晴らしいハーモニーを先生が作ってくれたのに,本番では私含めおバカな男声が出しすぎ(反省は猿でもするのに...)。
でも,指揮カッコ良いよなぁ...と思いながら(又しても)歌ってしまった。
第3ステージに移る前に,着替えの時間を持たすために下手(し・も・て,ヘタじゃありませんよ)でマイク持ってしゃべってて欲しいとO田さん(今回も仕切りは全て彼!)から言われる。
原稿もなく適当に話し,指揮を終えたばかりの先生やエヴァさんを呼び出して更にトークと,他では考えられない展開に。
嫌な顔も見せずニコニコ応じる。やっぱ,大谷先生とエヴァさんはカッコいい!
第3ステージは,新常任指揮者 犀川裕紀さんによる本邦初演の「Res gesta mundi」(Toth Peter作曲)を,鶴見彩さん(ピアノ)で歌った。
エヴァ・先生の流れで,メインの3ステがこの難曲だったことは正解だったのでしょうが,トークに気をとられてメガネを忘れてステージに。
でも,ボケてはっきり見えない歌詞でも歌えたのは練習の成果でしょうか?
犀川さんの定演デビューとしては,申し分なかったのではないでしょうか。
皆さん,今後の彼に期待と応援をお願いします。
オープニングの掴み!さすがハンガリー育ちのエヴァならではやね。
大谷研二さん,田舎合唱団のオープニングで歌う!
カッコ良いがいね!
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