国勢調査は,日本国内の人口,世帯,就業者からみた産業構造などの状況を地域別に明らかにする統計を得るために行われる,国の最も基本的な統計調査です。
今回の調査の特徴として
・高齢化の進行や出生率の低下等を明らかにする男女・年齢に関する統計
・世帯規模の縮小や単身世帯の増加等を明らかにする世帯構造に関する統計
・雇用環境の変化等を明らかにする就業状態に関する統計 (総務省統計局)
来る10月1日に,調査実施されるのは5年に1度のものです。
そして昨夜,娘夫婦に女児が誕生し,調査記入に間に合ったのでありました。
自分の子のことはずいぶん前のことなので忘れてしまったけれど,孫の誕生ってまた違った感慨があるものですね。
せっかく覗きにこられても「箱」が空っぽでは,使いもしない無用の長物ってわけです。
ところが,中国沿岸から流れ流れて何千里も漂流するうちに巨大化する猟師の天敵「エチゼンクラゲ」にも使い道がありそうだと報道された。
エチゼンクラゲが窒素やリンといった肥料成分が豊富なことに着目した鳥取県西部総合事務所が,塩分に強いとされるダイコン栽培の肥料として有効利用に着手したそうな。
紫式部や菊人形で有名な武生市は,今立町との合併でこの10月に越前市なるというのに「エチゼンクラゲ」で若干イメージダウンを心配していたが,これでひと安心ですね。
90%以上が水分のクラゲ。ビチャビチャぬるぬる,乾いたら臭いだろうなぁ。
今日は,彼岸の中日。
午後,某Mネル男声合唱団の練習。 関学グリーの広瀬先生を招聘して北陸学院で過ごした。
学院への往復道は野田山は,ご先祖供養の車で占拠されていた。
お彼岸の語源は,当団の美声ご住職M野さんに伺うほうが確かというより私は知らない。盆暮れに帰省できなかった人たちがご先祖供養をし,親戚縁者と懐古話をする日なのかもしれないな。
野田山は,加賀前田家初代・前田利家と妻まつ(芳春院)や二代藩主・利長と利長夫人の永姫(織田信長の娘)や利家とまつの四女で豊臣秀吉の養女になった豪姫,そして利家の兄利久の墓所ですが,案外と若い人たちはそれを知らない。
高校が近かったため,体育や部活の運動で坂道を上り下りしたり(実はサボって歩いてました)してたし,自動車免許を持たなかった亡くなった父を乗せ,毎年「忠霊塔」に来たものだ。
だけど,昨日初めて「彼岸の日」に野田山に足を踏み入れたのでした。
演奏会も無事終了。
「恙無(つつがな)し」とは,異常が無い,無事であるの他に,息災であるの意味でもありますが,こうしてメンバーの方々や,その御家族の皆さんにも支えられて恙無く練習から演奏会をこなせていけた事に感謝したい。
今回は,前回からソプラノとアルトに結婚・転勤などで5名が退団し,4名が新たに加わるという大幅な入れ替わりがあったり,指揮者EVAさんとE後さんが出産と大変めでたい年でもありました。
もっとも,外国の方が出産するのは大変なことですが,私たちは相変わらず彼女とご主人に過酷な注文を出していたかもしれない。代表者はもっと責任を感じろよなっ! すみません。。。
明日は,秋分の日。
白楽天が詠った「雪月花の時最も君を憶(おも)ふ」。
練習に明け暮れながら上手くならず,大谷先生やエヴァさんの笑顔が見れらない時は,さすがに中秋の名月を仰ぎ見る余裕がありませんでしたが,明日は秋月を見上げて風情を味わいたいものです。
学級崩壊が叫ばれている。
入学早々の1年生が授業中に立ち歩く,落ち着きがない,先生の話を聞かないなどが「小一プロブレム」 です。
幼稚園と保育園の垣根撤廃が始まり,「小一プロブレム」解消のために「幼小連携教育」が注目されている。
6・3・3制も今後どうなるか分からない。でも,ドロシー・ロー・ノルト博士が「親は子どもから,子どもは親から学んでいく」と書いているように,総じて子どもを見れば親の姿が分かるんだそうです。
土・日を返上して合唱三昧の私。子ども達はどんな思いで親を見ていたのだろう。
明日は La Musica 本番だ。
学術誌「英がん雑誌」(British Journal of Cancer)のウェブサイト上で,ロンドンがん研究所が「携帯電話と脳腫瘍との間には,何の関連性もないことが明らか」と発表した。
私が入居するマンションで,以前,毎月の携帯電話局用のアンテナ設置料金が魅力だったので,屋上にアンテナ設置の協議をしたところ,「電波」と「脳腫瘍」には関連があるという新聞切抜きなどを反対者が各戸に配布したりして,結局断念。
今回の発表も,長期間のデーターもなく将来どのような意見に集約されるか不明なため,研究発表にも軽々しく同調が出来ないのである。
だけど,演奏会前に「携帯電話の電源を切るか,音の鳴らないように」とのアナウンスにもかかわらず,必ずといっていいほど携帯音が会場に鳴り響く。何でかねぇ?
あさっての私たちの演奏会ではどうでしょうか?
先の衆議院総選挙で盛んに流れていたのが,シングルイシュー(単一項目)でした。
酒因半呆症の私としては,シングル異臭と勝手に漢字変換していたものでしたが,カナ用語を駆使・理解できない者は時代遅れと「おいてけぼり」を喰らうようです。
新聞を読めば「街並み活性化をサスティナブルに...,シングルイシューをトレードオフし...」。
おいおい,こんなの誰に聞いたら意味を教えてくれるの?
何でこんな時代になったのでしょう? まぁ,私の楽譜もフリガナばかりだけどさ。
最近の乱れた風潮は報道一覧でも分かる。
「ワイセツ教師の放課後指導...」「ワイセツ上司が長年...」「ワイセツ警官が職務質問と称して...」,私も気を付けなきゃ。
1950年の今日(9/13),『チャタレイ夫人の恋人』の訳者・伊藤整がわいせつ文書頒布容疑で起訴された日で,ワイセツか芸術か?と1950年代の日本を湧かせた「チャタレイ裁判」に発展。
そんな時期に生まれた私がワイセツなのも関係あるのかなぁ。
「猥褻文書たるためには,羞恥心を害することと性欲の興奮,刺戟を来すことと善良な性的道義観念に反することが要求される」 どう?
今の少女漫画だって性的道義観念を観念せざるを得ない描写ですよ。
と一応,良識派ぶって書きましたが...。
しかし,ワイセツ被害者となる女性全般,総じて長寿だ。
厚生労働省が発表した2005年の「長寿番付」では,100歳以上の高齢者は9月末時点で2万5060人と過去最多を更新し,このうち女性が85%を占め,2万人を突破したそうだ。
男がワイセツ被害者となる時代が来れば,男の方が長寿になるのでしょうか?
ようやく選挙騒動が収まりつつある。
国(市町村都道府県も)会議員になるためには,選挙の洗礼を受けねばならず,時として贔屓筋が破れ消沈することがある。
国家公務員法が制定当時(昭和22年)「国家公務員には国会議員は含まない」と明確に規定されていたのですが,昭和23年の改正ではその規定が削除され「就任について選挙を必要と(する)...職員」(第2条第3項第9号)が特別職の国家公務員に追加されたのに,国家公務員法は適用されないそうです。ふ~ん,難しいなぁ...。
当団の代表システムも,適・不適の判断洗礼を受けたほうが良いと思うのだが...
インフルエンザは,いつの間にか鳥が罹る病気になったようだ。
大手の養鶏場では何千何万羽の鶏が処分されたが,渡り鳥の仕業では...と言われている。
台風が過ぎると秋の気配も色濃くなり,芭蕉が詠んだ「此の秋は 何で年寄る 雲に鳥」という渡り鳥のシーズン到来。そしてまた養鶏場の悪夢が始まる。物価の優等生だった卵も,ガソリン同様右肩上がりが常識になるのだろうか?
上州の旅がらす(こんなお菓子があったよね?)など股旅者は,安住の地を求め方々を渡り歩くので渡り鳥と呼ばれ,出入りの助っ人に重宝されたのは江戸時代。
そんな渡り鳥が今や厄病神。
昨夜,私たちが指導を受けた大谷先生も日本各地を指導に動き回る渡り鳥生活を余儀なくされている。先生は,その生活を謳歌しているようだが・・・。
でも,そんな先生は私たちにとって「福の神」なのだ。
物事には流行り廃(すた)りはあるものだが,今は水害の報道が花盛り。
ニューオーリンズでは,汚染された水による老人子どもへの二次感染が心配されているが,今度はインドで「日本脳炎」が大流行の兆し。
良い事で日本の名が世界に鳴り響くなら嬉しいのだが,学名が「Japanese encephalitis」だから仕方ないよね。
台風一過,昨夜は窓を開けてたので蚊に咬まれた。
まさか日本脳炎の元凶蚊と言われる「コガタアカイエカ」じゃ...。
夜来風雨の音,すさまじ。
全国各地で被害をもたらした台風14号。この地に,熱風を吹きこんでいる。
予想最高気温が36℃。
これだけで有りがたいと思わなきゃね。
明日だったら飛行機の心配をしなければならなかったもの。
いよいよ,大谷先生のバッハ練習が始まる。
バッハ曲に不安を覚える私は,一瞬よからぬことを考えたのでありました。
15号よ...
選挙に行こう。
役所の人にボ~ッとしているだけで日当を付けさせるより,投票所に小中学生を座らせおいて「〇〇ちゃんちのおっちゃんや」と,投票に来た人を見つけさせる方が,良いと思うのだが。
政党によっては除名勧告をしたようだが,私が「元」所属していた某Mネル男声合唱団でも先月末付けで,M永氏が除名となった。「元」についてはH山Mネル会長さんは認めては下さらぬが。
床上浸水でドロ水に浸かり,どうにもならなくなった家財等を処分するのと異なり,任意団体で「除名」処分となるのに異論総論があるものだが,今回は総意だった。
「切れるの別れるのって,そんな事は芸者の時に云うものよ。いっそ私にゃ死ねと云って下さい」(泉鏡花の婦系図)。
物言わぬ彼は,どう言うやろか?
心身症で眠れないのじゃありません。
その理由(わけ)は,子どもが中学生だから。
最近,中学生が父親をナイフや包丁で切りつける事件が連続している。
理由を問いただすと「勉強しろっ!」と,うるさかったからだって。
勉強なさい!
大人は子どもに命令するよ
偉くなるために
お金持ちになるために
あ~あ そんなの聞き飽きた
いいえ 良い大人になるために
男らしい男 女らしい女 人間らしい人間
そうよ 人間になるために
さあ 勉強なさい!
そうだとも 泣けちゃうな...
どうです?ご同輩方,覚えておいででしょうか?「サンデー先生の歌」を。
出だしは,♪べんきょっ!べんきょっ!勉強なさい!♪でした。
1960年代の『ひょっこりひょうたん島』で歌われていたように,古くから日本の親の仕事の一つが我が子に言う「勉強しろ!」だったのです。ですよね?
それがいつの間にか,寝てる間に首に斧や鉈(なた)が突き刺さる時代になってしまったのです。
何も「富める者」と「貧しい者」へ,二極化傾向が見られるのではないようです。
茨城県つくば市にある気象研究所は,温暖化が進んだせいか大雨の日と雨が降らない日が増加したと調査結果を発表した。
降雨の二極化を例えて言おうとすれば,昨夜遅くに東京杉並区に降った1時間当たり100mmを越える豪雨で床上浸水の報道。次に襲い来る台風14号と熱き選挙戦と相まって,世相気候も台風の目が焦点だ。
演奏会まで2週間を切った。
暗譜や仕上げに入る者と,台風の目が気になり楽譜も開かぬ者の二極化が見られやしないか!
私,居心地悪ぅ~。
「災害は人を差別する」という言葉は,ハリケーン被害においても「持てる者」は保険で元に戻ると楽観し,「貧しい人」にはこれ以上ない最も悲惨な形として襲ってきている。
昨年の世相として清水寺貫主が書いたのが「災」でしたが,私たちは期待を込めて「災い転じて福となす」と,今年に多くの幸や希望を託したのでした。
ちなみに,昨年の「今年の漢字」の3位は「震」,6位「風」,7位「嵐」,8位「乱」と「揺」,10位「命」だった事を考えると,清水寺の本堂で一般に公開されている「災」の文字が一段と大きくなっているような気がしてならない。
2位の「韓」も未だ熱いしなぁ。
今日9月1日は,防災の日。
先に書いた「カトリーナ」の被害が徐々に明らかになってきた。
ルイジアナ州やミシシッピー州の惨劇は,スマトラ沖地震のそれと似ている。去年の7月に発生した隣県福井市の大洪水もそうだけど,これからの復旧には多くの時間と労力が費やされる。
ニューオーリンズ市で救出された被災者の多くが「私は泳げないのよぉ~」と。でも,多少泳げてもあれでは無理。復旧に3兆円。個人救済の分が含まれてでしょうかね。
ニューオーリンズ市はルイジアナ州。 私の知っている,たった一つのルイジアナはこの曲。
♪あのこはルイジアナ・ママ
やってきたのはニューオリン
髪は金色眼は青く
ほんものだぜデキシクイン
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