「災害は人を差別する」という言葉は,ハリケーン被害においても「持てる者」は保険で元に戻ると楽観し,「貧しい人」にはこれ以上ない最も悲惨な形として襲ってきている。
昨年の世相として清水寺貫主が書いたのが「災」でしたが,私たちは期待を込めて「災い転じて福となす」と,今年に多くの幸や希望を託したのでした。
ちなみに,昨年の「今年の漢字」の3位は「震」,6位「風」,7位「嵐」,8位「乱」と「揺」,10位「命」だった事を考えると,清水寺の本堂で一般に公開されている「災」の文字が一段と大きくなっているような気がしてならない。
2位の「韓」も未だ熱いしなぁ。
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