金沢ではちょっと前まで,今日(14)が「百万石祭り」の日だった。
30年前から金沢市民じゃない私は興味なく,子どもたちもそうなった。だから,テレビ中継で十分。沿道に座って行列やパレードなどを見物したのは半世紀前のことだ。
最近では,大きなイベントがある度に「よさこいソーラン」が登場して目を楽しませてくれる。それは,かぶき者(傾奇者)のような揃いの衣装で,笑顔で掛け声を合わせ,エネルギッシュに踊り,見ていても飽きることがない。
昨日,初夏の札幌を舞台に行われる北海道の一大イベント「よさこいソーラン祭り」が大通公園西8丁目ステージ会場で行れ,BS放送で中継されていた。
『2010年 第19回YOSAKOIソーラン祭り』は,13~16回の大賞を受賞した「新琴似天舞龍神」と,12回,17と18回連覇した「平岸天神」が準大賞となり,見事《YOSAKOIソーラン大賞》を受賞したのは「夢想漣えさし」でした。
多くの時間と労力を費やした結果が,数分で審査されるのは合唱コンクールと同じ。
合唱コンクールの場合,参加人数が32人以下と33人以上で分けられるが,この「よさこい」ではそういった区分がなく,人数と平均年齢が表示され,20代後半が一番年上チームと皆若く,また若くなければ踊り回れないのだ。
100名を超す平均年齢17才と若い「市立船橋高校吹奏楽部」も良く優秀賞だった。
やはり,大賞(準)受賞チームは踊りと動きのフォーメーションが多彩で,衣装も艶やか。
しかし,衣装代や練習場所代はすごいだろうなとか太鼓や鳴り物に掛け声,巨大スピーカーから流れる音楽と歌は騒音対策が必要では?...と老婆心ながら思ってしまう。
椅子に座って練習できる合唱をやってて良かった。
私が「よさこい」だなんて後の祭りにもなりゃしない。
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