日曜(10)月曜(11)は,東京・横浜でした。
日曜,歌舞伎座新開場柿葺落 吉例顔見世大歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」を観劇してまいりました。
小松を発つ時にもすでに荒れ模様でしたが,この日の関東地方も強風が吹き荒れる冬気配。
昼の部のため,モノレールから乗り継いでJR有楽町で降り,久しぶりにクリスマス模様に飾った銀座「木村屋」であんパンを3コゲット。
今年は,11月12月と異例の同じ演目の大歌舞伎となりますが,予約が不可能に近い現状で予約を依頼したところ,2等席(2階8列22番)14,000円。3等席を思い浮かべていただけに痛い出費でしたが,それも忘れる熱演でした。下の写真は,22番席から撮ったもの。
塩冶判官(えんやはんがん) 菊五郎
高師直(こうのもろなお) 左團次 (4段目では,石堂右馬之丞)
足利直義 七之助
大星由良之助 吉右衛門
人間国宝,菊五郎と吉右衛門の豪華版です。
通し狂言の中でも,この「仮名手本忠臣蔵」ほど演じられるものはなく,最近でも5・6・7・11段目を観ているので,この日は昼の部だけにして(夜の横浜中華街が待っているため)序幕・3・4段目と道行を。
日本人が好きな忠臣蔵の中でも,浅野内匠頭が切腹するところで辞世の句「風さそう 花よりもなお われはまた 春の名残を いかにとかせん」を読むところと,討ち入りのシーンに心打たれるのではありませんか?
この「松の廊下」と「切腹」が4段目で,1時間半の長丁場。
おかる・勘平の「道行」を観て,強風荒れる中,翌日に唱歌を歌うため横浜のホテルへ向かった。
みなとみらい線で終点「中華街」駅から,JALパックで予約したローズホテルに荷物を置いて,ちょうど中華街イルミネーションを散策した。
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