昨年8月の衆議院選挙で,定数480のうち308議席を獲得し民主党が政権与党となった。
期待とは裏切られるものなり。
昔も今も同じであります。
長い間政権を掌握し官僚と一緒に甘い汁を吸っていた自民党がリング外へ退場し,マスコミはこぞって民意の勝利だと民主党に期待したのは記憶に新しい。
12日の衆院内閣委員会での国家公務員法改正案の採決の際,民主党の三宅議員が2mも突き飛ばされた様子を動画サイトで見ることができる。
なぜか押された方向と違って,自分で2mも前方にダイブしている。
そして,宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題勃発のさなか,突き飛ばした(と言われている)自民党の甘利明元経済産業相に対する懲罰動議を衆院に提出した。
政権が交代して多くのチェンジが起こったし,それはそれで良かった。
でも,衆院の各委員会での打ち切り動議と乱闘は何も変わっていない。変わったのは,押されたら横に倒れるはずなのに突然2mも前にダイブする女性議員が登場したこと。
ETC塔載車が泣く破目になりそうだった,上限2千円の6月実施も吹っ飛んだ。
(ETC未搭載の私はガックリ)
気分を取り直し,ラ・ムジカの新しい曲を予習しようと楽譜を開くと,1ページすべて同じ音だったりどこを歌えばいいのか悩む楽譜で頭が痛くなったので,もう一度気分転換をと,映画「グリー・ゾーン」を観に行った。
ドキュメンタリータッチで撮影されいるので緊迫感が増し,マット・デイモン演じる探索方と,通訳として係わるようになったフレディ(ハリド・アブダラ)の重い言葉がのしかかっています。
その前に観たフランス映画「パリより愛をこめて」。
題名に似つかわしくないアクション映画でした。殺し過ぎにてR15指定です。
本を読んでも映画を見ても頭が重い。
昨夜遅く,ノーベル賞授賞式の晩餐会(08・09年の2年間)に振舞われたスパークリングワイン「シャンパーニュ・ジャカール2002」を空けたからかな?
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