昨日,大田区民ホール・アプリコ 大ホールで行われた「日独交歓合唱演奏会(ベルリン・リーダーターフェル来日)」を聴いてきた。
正確には,後半だけでしたが...。
何せ平日金曜の午後5時開演です。自営業か自由業の方でないと5時には行けませんよ。
5時ちょうどに会社を出て,有楽町から京浜東北線で蒲田駅に着くまで焦ってはみたものの詮無い事です。そして,会場前に着くと白いジャケットを着た合唱団員のおじ様たちが入り口横でタバコを吹かして休憩中。
受付で,「金沢メンネルコールの者です」と言うと「2階招待席にお座り下さい」と階段を上がり招待席の空いていた2列目に座った。
見渡せばご年配が多く,この時間帯じゃ合唱好きといえど無理もないかと思ったが大入り。
さっそく隣のおば様に「次はどのステージからです?」と尋ねると,Ⅰ・Ⅱステージの感想を入れて「第Ⅲステージからですよ」と教えてもらった。
(このホールはきれいだけど,椅子の幅が狭く両側に痩せたおば様に挟まれても窮屈)
Ⅰ. 男声合唱団リーダーターフェル・ジルヴァーナー1995
Ⅱ. 男声合唱団リーダーターフェル1925
Ⅲ. ベルリン・リーダーターフェル1884
Ⅳ. 合同演奏
ドイツの合唱団員は,演奏時間まで舞台に寄りかかりながら客席の方に向いて談笑している。きっと各団体が前列に座って聴き合う形式だったようだ(かな?)。
Ⅲ. はドイツの愛唱歌で指揮者が音叉で音取りをした後,一度声に出させるのが懐かしいスタイルだ。しかも指揮者の仕草が愛らしく楽しい。すごく上手いというわけではないが,低音が朗々と響くドイツのおじさん(おじいさん)50名の合唱団。
歌い終わるたびに隣のおば様が指をそらせて大拍手するものだから私も負けじと。
Ⅳ.では3団体合同の大迫力
Festgesang(祝典曲-この日に冠を)
荒城の月
夜のうた
指揮者が交替で振られたが,いずれも素晴らしいものでした。う~ん,前半が聴きたかった。
演奏会を後にして三井ガーデンホテル蒲田に戻ったが,7時に終わるならJRで帰れたのに残念。開演が5時と確認しなかった愚か者でした。
残念なことがもう一つ。
タイトルのタバコの煙。
前日もこの演奏会に合わせて蒲田に泊っているので迷うことなく駅からホールに進むにつれて匂ってくるのです。タバコの煙が。Uターンして帰ろうかと思ったほどでしたよ。
天下のTLTとあろう方々が,客を迎い入れる入り口横でプカプカ姿はいけませんね。
JAMUCA金沢でご一緒したTLTは颯爽としていたのに,入り口横で!プカプカ!
なんだかなぁ...。煙幕に剣幕でしたわ。
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