先週の20日(土)は,金沢ではフェーン現象で26℃でした。
その前日(19)の朝,大阪に向かう7時2分のサンダーバードに乗るため,いつものようにタクシーを6時半に予約。
金沢駅に向かう途中の道路上に表示された温度計は0(零)℃と真冬状態。
お伊勢参りをするため大阪での会議を早退し,大阪上本町15時8分発の近鉄特急で鳥羽17時7分に着き,送迎バスで旅荘「海の蝶」(伊勢市二見町)へ。
年中飾ってあるという注連縄(しめなわ)をくぐってロビーに入ると,調度品の豪華さに驚いてしまう。部屋に入れば,窓いっぱいに広がる伊勢湾が絶景で,暮れなずむ中に飛島が風情を醸し出し居心地の良さに感じ入る。
温泉どころの北陸でも,1階ロビーの床や柱を大理石で飾った旅館を知らない。
上框(あがりかまち)は大理石でも,1段上がれば絨毯だもの。
翌20日の朝,伊勢神宮 正宮別宮 おかげ参り「ご朱印廻りきっぷ」で宇治山田から内宮門前へ。やはり景気がいいのか中国語が飛び交う観光客の団体が多い。
昨年11月3日に行われた俗界と聖界を結ぶ内宮・宇治橋の渡始式をテレビで見たが,まだ橋は木の香が漂い,快晴の下,厳粛な面持ちで渡ったのでした。
それにしても伊勢は18℃。冬支度の身なりで私ゃグッタリでした。
夏木マリさんがスーツ姿で正宮前で参拝してましたぞ。
ようやく金沢駅に着けば,まだ17℃。もう撃沈でした。
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