今朝,電話の音で目が覚めた。時計を見ると午前10時20分。
やっぱり疲れていたんでしょうね。
11(木),2日目となる射水公演のオペラ「耳なし芳一」が無事が終了した。
昨年末から副指揮者の川本哲さん指導による合唱練習が演出家の杉理一さん立会いの下で始まり,本番近くになると立ち稽古から場当たりなど,杉理一さんから何度もダメ出しを受けました。
おかげで,主役の皆さんや関係者の足を引っ張ることなく舞台が終わり,まずは一安心です。
合唱:OEK室内オペラ合唱団のメンバー
大谷 顕子 勝井 寛
表 まり子 下牧 寛典
北井 智衣 南 俊朗
長澤 幸乃 宮下 雄貴
野上 聡子 綿谷 敏彦
合唱団の皆さまとは,いずれどこかでお会いしたいものですね。
射水公演では控室が少なく,主役の方々と男声合唱メンバーが同室となり,花形スター中鉢さんに快くお話しを伺うことが出来ました。これまた勉強です。
洋モノオペラでは,その他大勢に対しても演出のダメ出しというものはそんなにありませんが,今回のNHK様式では目線・位置に加え一挙一動がチェックを受けるのです。
それに拘束時間の長さ。
昨日(12),健康診断の日。
連日のオペラで体調も万全でなく,血圧が高かった。128~94。
腹囲88.2cmで1年で3cmも増加。
胃部レントゲンでは,うつぶせになるとお腹が潰れてしまい,レントゲン技師が鳩尾(みぞおち)にタオルを巻いたのをあてがって撮影を続行。
はてさて検査診断結果はどうなりますか。。。
午後7時より,金沢市アートホールで「今野 淳 コントラバスリサイタル」を聴きに行った。
今野淳さんとは,ラ・ムジカ第1回演奏会からご一緒いただいており,穏やかな方だとは存じているのですが,恥ずかしながらソロ演奏というのは初めての体験でした。
ゲストに登場されたのはこれまた馴染みのある,坂本久仁雄(ヴァイオリン),鶴見彩(ピアノ)が加わり,ヴィルトゥオーゾ(超絶技巧)を駆使されるのをみて,コントラバスって大変だということを知りました。
背中が痒くて掻いてもらえど,どうしても肝心の痒いところを掻いてもらえず,不満を言いながら孫の手でゴシゴシすると痒い所が見つからないってことありませんか?
演奏中,音程が気になったのですが,開放弦が使えず軽快さを出して弾かなくてはならないパッセージを低弦に求めるのは過酷でわ。
だって,左手の動きなんて驚きだもの。
ところで休憩後のハンガリー作曲家による2曲を耳にすると,日頃私たちが歌っているハンガリー民族の曲想でした。ふ~ん,知らぬ間にこの2曲に共鳴しているのに驚いたのでした。
好きな演奏は,クーセヴィッキー2曲と,アンコール曲(自分の元を去ってしまった息子の事を思い続ける親の切ない心境を歌ったアイルランド民謡)「ダニーボーイ」。
一筋の涙が流れたのでした。今野さん,ありがとうございました。
演奏会後,速攻で帰りバリウム便。ダニー・ボーイのメロディを口ずさみながら就寝。
で,電話の音。
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