タイトルは,「音の鳴り終わったのちに,かすかに残る響き」とか「事が終わったあとも残る風情や味わい」という意味で,21(日)の行われた演奏会の余韻が,私の心に今しばらくは心地よく残ることでしょう。
タイトルとは別に,その演奏会によって思わぬ「余波」にも出会います。
「ある物事の終わったあとにも,なお残る影響・気配。または間接的な影響。なごり」
マンションから出ようとすると,8階のHさん「あらぁ~理事長さん,良かったわぁ~」「もう感動感激して涙が止まらなかったわ」「あんなに上手な合唱団だと知らなかったし,MIWOは完璧でも理事長さんとこは女性で勝っとったわ」等々
と,そこへ5階の奥さま「いつもいつも素敵な演奏会ありがとうございます」「(私)いえいえ,こちらこそ結構な差し入れ申しわけない」「メンネルと違って,終わってからも友達と感動に浸っていたのよ,あんなん(差し入れの品)じゃ恥ずかしい」
Hさん「あらぁ~ごめんなさい,気が付かなくて」「プロの合唱団だものね,待っててD和へ行くので何か買って御礼しなくっちゃ」
そこに,会場で花束を差し入れてくれた管理人さん「ねっ,皆さん。もう感動だったですよね~」「65年間で生涯2度目の歌の発表会だったけれど,予想と全然違ってませんでした?」。
皆,大きくうなずき,素人さんの温かいお言葉を胸に収まりきれないほど頂戴した。
今夜,帰宅したらドアノブに何がぶらさがっているか楽しみだな。
と,皆さんのブログを読んでいたらおバカさんが書いていた。
メンネルの会長S田さんが「アマチュアでもステージ構成はプロにまかせた方が・・。 」と。http://blogs.yahoo.co.jp/tak1627s/archive/2010/2/21
長い付き合いの彼の出だしはこうです。
「アマチュアのコーラスではあるが有料でコンサートを開いている以上はお金の対価としての満足度を与えなければいけない。」
おバカさんやねぇ~。高校・大学生の500円や一般の1000円チケットに満足の対価を求めるなんて。私なんぞ会場に行けないのが分かっていても義理や祝儀として買っているもの。
思わぬ良(い)い演奏会だったら安かったな...ってなもんだけどな。
しかも,与えなくっちゃいけない!と断言した後に,
「もともと団員が歌いたい曲、指揮者が振りたい曲でステージは作られているのだから、まあ大カラオケ大会みたいなもんで、お客さんは定食を注文しておとなしく聞いて帰るだけなのだ。」
おバカさんやねぇ~。S田さん,どんな立場上で演奏会に行っているのかしら?
立場なんて気にしないで行かなきゃ良(い)いのに。お金も溜まると思うよ。
ちなみに,選曲はエヴァさんです。嫌だと歌いたくないなんて言ってもダメ。
続けて彼は,ステージ構成やコンサートの目的や位置づけについて書いておられる。
ホントおバカさんやわぁ~。メンネル演奏会に何て言われるのかな?
まっ,どんな余波になるか楽しみだけど,全国レベルの合唱団を招いての演奏会となると,最近ではY瀬先生が渾身の演奏を披露した第3回「新しい風コンサート」(金沢カペラ合唱団,湘南市民コール)でしたね。
この時は,どちらも横綱級合唱団のガップリ四つ相撲でしたが,今回の私たちは,合唱団MIWOのレベルの高い演奏に大きく救われたようなもので,私たちが必死に1年も取り組んできたオルバン「ミサ」も,彼らにとってわずか3か月。参りましたわい。
陶芸の先生が,ダイヤモンドダストのように音楽がキラキラしていたと話していた「ミサ」をもう1回歌っても良いかな。
いやぁ~,大谷先生やエヴァさんて最高だな。←こちらをどう思っているか関係ないの。
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