こだわり過ぎて前に進めなくなりつつある私です。
無論,ご同輩方も他人事ではありませんよ。
6(火)午前4時28分,病室で妻が逝ってしまってから大波の怒涛が襲ってきたのです。
終末医療や末期患者と「終末」「末期」の文字が重くのしかかる患者本人対して,心無い言葉を投げかける院長のことをいずれ書く機会があると思うが,遺体の速やかな搬出の催促から葬儀に関することなどすることが多く,嘆き悲しむ暇がありません。
浄土真宗の当家では,妻の希望する葬儀を営むことにしたのです。
私? 私はどっちでもいい。棺に入っている主人公の希望が第一ですものね。
そうして,身辺が少しずつ片付いてくると未処理だったことが沢山あった。
昨年(平成20年)の医療費還付請求もその一つ。
昨日,松任税務署に行って来ました。
昨年1年間の医療費合計85万8千円。その結果,11万円が還付されることに。
例年4月上旬に還付されたお金は妻の治療費や洋服などに回されていたけど,それも叶わぬことに。子どもや孫たちにあげるとするか。
郵便物もギフトショップの大型冊子本,法要式場,石材店の案内が毎日のように届く。
その中に,メサイア合唱団からチラシ・チケットがドサッと届いた。
どっちでもいい今の投げやりな私だけど,これには参った。
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