今日は,大阪で会議。
5時に会議を終え,「ザ キタハマ プラザ」(旧三越大阪店跡)近くの居酒屋で飲んだ後,いずみホールで行われた東京混声合唱団定期演奏会を聴きに行った。
飲んだと軽い調子だけど,ビール中ジョッキーに麦焼酎の水割り3杯にウーロン茶割り2杯。これじゃ,演奏会に行くにはやや酩酊状態だったかな?だから,環状線は面倒とばかりタクシーを利用。高うつきましたわ。
このホールを訪れた方には余計なことですが,821席のシューボックス型コンサートホールは,いつ来てもすばらしい音響に感心するのです。ヘタでも...う~ん,どうかなぁ?
東混が,東京文化会館小ホールで演奏会をする時は,なかなか満席にはならないけれど,ここではいつも満席状態。本日も上品なほどの満席でした。
開場6時30分に間に合い,今回もN野さんからいただいた招待状と座席を交換すると,J列19番とほぼ真ん中。なんと1列前に研二先生の奥方様がいらっしゃっとは。 知らんかった。
=== プログラムより ===
・松原千振:指揮
■ベルイマン:作曲
Erik Bergman(1911~2006)
スピーチ・コーラスと3人の語り手のための
4つの絞首台の歌
Vier Galgenlieder,op51b (1960)
1. 偉大なラルラ Das grosse Laula
2. 壁紙の花 Tapetenblume
3. イーゲル(ハリネズミ)とアーゲル Igel und Agel
4. 時制の中に Unte Zeiten
・松原千振:指揮
■シェーファー:作曲
R. Murray Schafer(1933~)
ある中世寓話集
A Medival Bestiary(1996)
1.レオ・ライオン 2.ヒョウ 3.レイヨウ 4.象 5.ビーバー 6.一角獣
7.イタチ 8.マンティコア 9.ハイエナ 10.バイソン 11.寓話
・大谷研二:指揮
■西村 朗:作曲
NISHIMURA Akira(1953~)
混声合唱とピアノのための組曲
レモン哀歌(2008)
1.千鳥と遊ぶ智恵子
2.山麓の二人
3.レモン哀歌
高村 光太郎:詩
~~ 休憩 ~~
・大谷研二:指揮
■信長 貴富:作曲
NOBUNAGA Tkatomi(1971~)
混声合唱とピアノのための
新しい歌(2000)
1.新しい歌(G.ロルカ:詩/長谷川四郎:訳詩)
2.うたを うたう とき(まど・みちお:詩)
3.きみ歌えよ(谷川俊太郎:詩)
4.鎮魂歌へのリクエスト(L.ヒューズ:詩・木島始:訳詩)
5.一詩人の最後の歌(H.アンデルセン:詩・山室静:訳詩)
・松原千振:指揮
■クーラ:作曲
Toivo Kuula(1883~1918)
キャラバンのコーラス
Karavaanikuoro op.21,1(1912)
りんごの木
Siell' on Kauan jo kukkineet omenapuut op.11,1(1908)
アンコール:1曲ずつ
もう,松原先生の華麗な指揮振りのことは申し上げるまでもないでしょう?
今日は,研二先生のご尊顔をじっくり拝見させて頂きたく来たのですから。
そうして,1部の最後に下手(しもて)から先生が登場。すると,会場がある種のゾーンに突入したかのように聴衆も魅入られたのです。
先生の衣装とピアニストのストッキングも黒(こんなの関係ないか...)。
西村作品は素敵な曲。途中で楽譜を落っことしそうになるくらいの熱い指揮でありました。
そして2部の「新しい歌」は,私たちが先生指揮で歌う曲。どこをどんな風に参考にすりゃ良いんかいねぇ。みんなに聞かせてあげたいよ,まったくぅ。
ただ,口笛奏者は決まりました!
なんせ,先生が客席に向き直って吹き出したのですから。聞き惚れました。
法螺は吹けるし,顔も老けた私ですが,口笛はダメ。気なるい(うらやましい)わいね。
個人的には,西村作品やクーラ作品も歌ってみたいけれど,歌ってみたいと歌えるとは全然違うことを先に言うときます。とりあえずこの辺で。。。
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