タイトルは,物事を明らかにするために,よく調べて考えをめぐらすということ。
今では見る影もない工学部卒の私ですが,当時,授業で実験があれば必ずレポート提出しなくてはならず,「目的」「結果」の後に「考察」を入れて,仲間と徹夜して書きあげていたものでした。
「考察」って大事なことです。
某Mネルの何度も繰り返す過ちには一体如何なる原因があるのか,予(あらかじ)め想定される結果は練習不足以外になく,考察なんていらない。今回の実験(この場合,合唱体験ですが...)から得られた結果に対して意見を述べることが「考察」となります。
昨日書いた,メンネルの「ふるさと」での音取りが正確でなかったことは,今回のT2に限らず過去に何度もありました。しかし,同じ過ちをするということは,過ちから何も学んでいないということです。
曲想・曲調の異なった歌を連続して歌う場合,ピッチパイプの音取りではピンと来ないMネル諸氏に対してどうするか,これに尽きます。
尊敬してやまない当団の見目麗しき指揮者エヴァさんのように,音叉で各パートの音を声で教える。彼女の場合,その声が美しすぎるので,つい聞き惚れてしまい聞き逃している私です。
そうは言っても彼女は特別であって,ピアノかキーボードで各パートの音を出して和音にすることが一般的ですね。
それでも取れない人には・・・。「絞殺」では字合わせと言えど不穏当ですね。
最初は歌うな! これしかないでしょう!『く・ち・ぱ・く』
ところで,某Mネル男声合唱団会長S田さんのブログ『今日ものどは快調 』を巡回していたら「八ヶ岳ミュージックセミナー」に参加していたようだ。
私自身も発声や合唱セミナーと名の付くところに足を運んだことがあるが,誇れるものは少ない。けれど,私の周りにいる女性の場合,セミナーに参加することが履歴として誇れるような言い方をする人がとても多い。
彼には,そこで学んだことを知らしめて欲しいものだ。
私の場合? 自慢じゃありませんが間違っていようとも「チェンジ」を連呼しています。
もちろん「声」ですよ。
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