次回の皆既日食は26年後だそうで,私には今日しかチャンスがない。
そして,11時を少し過ぎた頃,太陽の左上だけが残った約3/4が欠けた部分日食を見ることができた。
私は黒く厚い灰皿を透かして見ていたが,通りでは多くの人が足を止めて肉眼で見上げていた。
目を傷めるそうだが,どうなのだろう?
歩道にも,木漏れ日でそれが肉眼で見るより大きく映っていた。
コロナもなく,透かして見える太陽って案外小さく,メイリングリストにそのことを書くと「けっこう遠くにありますから」と返ってきた。
そりゃそうだわ。
テレビで放映される日食は,画面いっぱいだから,大きいものだと思っていた私が浅はかでした。
悪石島や上海まで出かけた人は最悪の天候だったようで,見られるだけで幸いという人に太陽は微笑んだようです。
♪空に太陽がある限り。能天気な歌ですが,日食のことは想定外だったようです。
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