「無実の罪」とか「根も葉もない噂」で用いられるタイトル(ぬれぎぬ)は,天災や事故などのように.いつ誰に起こらないとも限りません。
東京や大阪出張の際,存在が下品と言われている私なんぞが満員電車に乗ろうものなら痴漢と間違えられること間違いなく,片手は手すり・つり革,空いた片方の手は胸元以上にあげております。
さて,昭和の4大冤罪事件である免田・財田川・松山・島田事件は,昭和20~30年代に死刑が確定した後に再審裁判で無罪となったもの。先日釈放された平成2年に発生した足利事件の菅家利和さんに対して,栃木県警本部長が先週(17)直接謝罪した意義は大きいですね。
そして今日,東京高裁が再審開始を決定。が,当時の捜査や鑑定,裁判の検証は認められず。
昨日,当時の捜査本部が受賞した警察庁長官賞状,当時の巡査部長(現・警視)が受賞した同賞詞に加え,警察庁刑事局長内賞,関東管区警察局長賞,警察本部長賞が自主返納された。
ただし,厳しい取り調べで自白を引き出した当時のH本刑事などは謝罪していない。
同じく,再審請求を棄却した I本裁判官も謝罪していない。
小学校のころ,「ごめんごめんで済むなら警察官はいらんがや」と言っていた先生,あの時の私も濡れ衣だったのです。級長(これって死語?)だった私が代表して謝ったのでした。
昨夜は,穴水の勝井農園でトマト6個せしめて,七尾での合唱練習から帰る際の9時過ぎ,バケツをひっくり返したかのような土砂降りと雷鳴。それでも能登海浜道を50kmで飛ばしたものだから肩が凝りましたわい。
マンションのガレージからエントランスまで歩いただけでびしょ濡れ。これが濡れ衣かぁ。。。
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