昨日の臓器移植改正法案に反対票を投じた人は167人でした。
さて,仰々しいタイトルで「使い捨て時代」の終焉を予感させるのが「エコ」。
ご同輩方が色気づいた時からお世話になっているのが「ひげ剃り」でしたよね。
大正生まれの父は「日本剃刀(かみそり)」を使い,切れ味が悪くなると砥石で研いでいましたが,その後,床屋でレザーナイフと呼ばれていたHENCKELS の西洋剃刀をもらって,ひげをあたっていたものでした。
そう,ひげをあてると言っていた時代です。そうでしょう?ご同輩方。
それから,剃刀を研ぐのが面倒になって使いだしたのが,替え刃式メルクール社製のひげ剃り。
そもそも日本剃刀は,僧の髪を剃る仏具として中国から伝わり,江戸時代の髪結いには欠かせないものでした。私が愛読する時代劇小説でも,湯屋や蕎麦屋とならんで必ず登場してきます。
そんな伝統文化も,作る職人が姿を消し,「肥後の守」と呼んでいた小刀もカッターナイフに。
これなど,1903年に世界初T字型替刃式ジレットカミソリ(安全カミソリ)を世に出したジレット社が,安い本体を買わせて替え刃で儲けるシステムを作り上げたのです。
今でいえば,インクジェット式プリンターのカートリッジがそれで,年賀状シーズンになれば「なんでインクってこんなに高いの?」と思いながら買わされる羽目になるようなものです。
だ・け・ど,これからはリサイクルの時代です。
嗚呼それなのに,『店じまいセール』に足を運び,1年経った今も営業している店で毒づきながら買い物している私の方が,使い捨てられる終焉男だ。←何を書こうとしていたのか忘れちゃいました...
さて,金沢の合唱界も本番を迎える団が多く,これから1ヶ月は土・日は演奏会めぐりです。
頑張ってください!
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