4月29日(水)に,ラ・フォル・ジュルネ金沢(LFJK)「熱狂の日」音楽祭公演No.001 オープニング・コンサートが行われたと思ったら,あっという間に,最終日を今日迎えた。
個人的に足を運びたかった演奏がいくつもあったのに,メンネル行事と帰省者で,コンサートホールで聴けたのは,No.001と本日のNo.315 モーツァルト:レクイエム 二短調 K.626だけ。
そして,それはとても素晴らしいものでしたが,詳細は次回にまわして,今日は伊丹市立文化会館「いたみホール」での演奏会のことを。
福岡県:九州フレッシュメンコア ミュージカル「ラ・マンチャの男」より
石川県:金沢メンネルコール 男声合唱とピアノのための「新しい歌」
兵庫県:コール・セコインデ 男声合唱組曲「中原中也の詩から」
この3団体が,一堂に集いそれぞれの名前を取り入れ「フレッシュメンネルコールセコインデ・ジョイントコンサート」が開かれたのでした。
当然,主管団体はコール・セコインデ。
簡単に言うけれど,幹事もとのセコインデの皆さんのご苦労は大変なものがあっと思います。そう思うと,私も籍だけはメンネルに残している身,私事で参加できなくなったなどとは言えません。
メンネルの参加メンバー全員前日から伊丹入りしています。Y岸MGに何度も電話で,「行かなくてもOKでしょう?」と猫なで声で聞けども「来てちょうだい!」の一点張り。
ええ,行きましたがな。
昨日(3),朝3時に目覚め,4時45分に迎えを頼んだタクシーで金沢駅に。そして,5時38分金沢発の特急に乗車。 この列車には昨年末にも乗っている。 La Musica ボランティア事業の一つ金沢医療センターでのクリスマスコンサート明けに。だけど,年末と違ってこの時期のこの時間は明るく LFJK の華やかな雰囲気の駅内です。
さて,ぐっすり眠った後,到着した「いたみホール」は,定員1200人の響きのいいホール。
この会は,コール・セコインデ常任指揮者;広瀬康夫先生の指導している合唱団が集まったもので,当然「バーバーショップ」が基調なわけです。メンネル,フレシュメン,セコインデの順に歌い,4ステージ目は合同で「バーバーショップ ハーモニーを貴方に」として下記4曲を明るく(腰痛持ちには苦しく)歌い上げたのでした。
Sound Selebration
You'll Never Walk Alone
Joshua Fit Battle Of Jerico
One Moment in Time
各団同じような人数ですが,単独演奏では,わがメンネル20名は曲の仕上げでは劣ります(ただ一人楽譜を持って歌った私が言うのもナンですが・・・)。パートバランスも,T1(6)T2(5)B1(6)B2(3)ですもの致し方なしで流しましょ。
九州フレッシュメンコアは,ミュージカルの難曲を歌いあげ技量の高さを示していました。
コール・セコインデは言うまでもなく,コンクールでも全国大会常連です。中也の詩の暗さ切なさを,テナー系の明るく柔らかな声とベース系の重厚な声で見事に歌いあげていました。
打ち上げでも,歌って飲んで飲んで歌い,食べながら飲んで歌うという楽しい空間を共有させていただきました。ありがたいことです。飲めば移動で座りっぱなしの腰痛も忘れちゃうんですから。
飲んで記憶をなくす身なれど,いつまでも人さまのお役にたてる自分でいたいな。
Copyright © 2002-2013 金沢の声楽アンサンブル ~ La Musica ~