平均気温を下回っていたこの10日間ですが,ようやく暖かな日差しに気温も上昇しましたね。
やっぱり,お医者さんが処方してくれた薬は効きますね。効きすぎて,咳止め薬のせいか,空気が乾燥しているせいか,喉がヒカヒカ・カラカラ状態です。
近所の「キタ内科」というお医者さん。口に出せば「汚いか」ですが,決してそんなことありません。
「藪医院」は「ヤブ医者」。「阿武内科」は「危ないか」。ホント読み方で損をすることが多いですね。
喉を治さないと,5月3日の「フレッシュメンネルコールセコインデ」演奏会に参加できません。もっとも前日に行けない事情があって,当日の朝5時38分発[特急]サンダーバード2号 に乗って行くことになったので,またしても私ひとり「頭数男」さんというわけです。
新型インフルエンザ(豚インフルエンザH1N1)が,警戒水準「フェーズ5」になったばかりだというのに,今日の午後到着した米ノースウエスト機内でのインフルエンザの簡易検査で,日本人女性(25)に陽性反応が出たようだ。機内に同乗していた乗客は要観察ですね。
昨日,待ちに待った『ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2009』オープニングコンサートが開演されました。最終5月4日(祝・月)の「レクイエム 二短調K.626」に出場される合唱団員にとって,音楽祭を楽しむ時間なんてないかもしれません。伊丹から日帰りでもどって聴きに行きますね。
今日は,三谷産業1階ラウンジで【街なかコンサート】 が12時15分から行われ,ラ・フォル・ジュルネ金沢弦楽四重奏団の演奏。こんな機会でないと入れませんものね。日和・演奏とも良かったです。
今月は,何してたんだろう。
う~ん,新年度になってバタバタしてましたねぇ。映画館に行ってないのだから。
DVDは,「ハイスクール・ミュージカル2」「魔法にかけられて」「ヘアスプレー」の3本を買った。続編は成功例が少ないと「2」を見て痛感。メルヘンチックでコメディミュージカル映画は,落ち込む家人のテンションと免疫力アップに最高です。
そして,「コルテオ」とは別に,取り壊される「歌舞伎座」にも行ったことかな。
ここは,会社の上司に誘われて良く足を運んだところでしたが,10年くらい前に彼が亡くなられてからご無沙汰でした。丸の内から東銀座までタクシーで行く気風の良さの彼でしたが・・・。
「さよなら歌舞伎座公演」の演目は,通し狂言『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』
女形最高の大役と言われる,忠義の政岡(まさおか)が登場する話です。
《花水橋》 奥州の大名足利頼兼〔橋之助〕。救った力士の絹川谷蔵〔染五郎〕。
《竹の間》 悪役 仁木弾正の妹で性悪女の八汐(やしお)〔仁左衛門〕と政岡〔玉三郎〕の対決場面。こんなに性悪女を演じ切っちゃうなんてスゴイです。
《御殿》 幼殿・鶴千代,千松の2人が上手で声が通ってます。子役指導のたまものです。そして,飯(まま)炊きの〔玉三郎〕の流れるような所作や,死んだ千松への慟哭は芸術ですね。
《床下》 荒獅子男之助〔三津五郎〕の見得(みえ)や,仁木弾正〔吉右衛門〕の花道の引っ込みが見ものらしいが,3階席ですものシルエットだけ・・・。
《対決》 細川勝元〔仁左衛門〕が,小気味良く悪役弾正一派を追い詰めて行くお裁きの場面。昨日も金沢歌劇座で,鳶姿で踊りを披露された〔仁左衛門〕の勝元が,今度はカッコ良いんです。
《刃傷》 弾正〔吉右衛門〕が外記左衛門〔歌六〕に斬り付け,民部〔染五郎〕が助太刀。虫の息の外記左衛門に,勝元は鶴千代の家督相続を許した幕府からの書面を与えて,その働きを褒め称え,締めも〔仁左衛門〕がかっさらっていきました。
上演時間11時~15時50分。各幕間合わせて55分でなので約3時間でしたが,豪華な配役で全く居眠りしなかったのです。それにしても椅子の前が狭く,階段や女性トイレの渋滞など建て替えは必要です。反対してた人は,1階桟敷席や1等席しか利用しない人だったんでしょうよ。ちぇっ。
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