私は,アルコールの匂いがあるだけで良いのです。何も飲みたいって言ってません。
でも,一度は断わっても,そう言わずにどうぞ...と言われたら断るすべを知らない。そして,私の人格が疑われてしまうのです。
特に好きな日本酒は年中,私に飲めといっている。
1月:正月酒:お屠蘇
2月:雪見酒:フグひれ酒
3月:桃の酒:にごり酒
4月:花見酒:燗酒
5月:節句酒:冷や酒
6月:夏越しの酒:吟醸酒
7月:七夕酒:冷酒
8月:暑気払い酒:オンザロック
9月:月見酒:ぬる燗
10月:紅葉酒:カッポ酒
11月:収穫の酒:新酒
12月:冬至酒:熱燗
大晦日:年越し酒:人肌酒
古酒や秋の生酒,燗した吟醸酒,卵酒...私の肝臓は全てウェルカムと言っている。今夜は中公練習日。温いプリン体99%カット発泡酒に掟破りの氷を入れて飲もう。
ところで,我が家の子ども達が,帰宅すると必ず冷蔵庫を開けるのは私に似たのかもしれない。
でも,私は,安上がりのウォッカなので開けるのは冷凍庫なのです。
日酒(ひざけ,毎日酒を飲む)
空酒(からざけ,肴無しに飲む)
長酒(ながざけ、長時間続けて飲む)
追酒(おいざけ、飲んだうえにさらに飲む)
吉田兼好だって『徒然草』に,「下戸ならぬこそ、男(おのこ)はよけれ」と。
まぁ,へべれけな飲み方の男はあきませんが...
「漢書」に,酒は『百楽の長』と書かれている。
そして,酒の肴の王は塩で,薬の王が酒であるとも。
そうだ! 学生時代,カティーサーク1本を塩だけで飲み明かした事もあったけ。
単にお金がなかっただけなのだが,理に適った飲み方だったんだね。
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