9月「ぬる燗」に続き,10月に書いた「カッポ酒」。
これは,私も飲んだ事はありませんが,太い竹2節分の筒に酒を入れ焚き火の側で燗したもので,酒を注ぐ時に節の間で「カポカポッ」と音を立てるので「カッポ酒」。香りも特別だとか。飲みたい!
そういえば,子どもの頃に「飯ごう炊飯」ならぬ「竹飯」を作ってもらい食べたっけ。
五穀豊穣を祈願する虫おくりで「おとな大太鼓隊」を先頭に,細い竹の先に空缶を取り付け灯油を入れ火を灯した町内の「子ども隊列」が続くのです。そして,最終地で太く結い束ねた稲わらをを燃やし,夜空に昇るさまは今も忘れることができません。
今も,真竹・孟宗竹の区別も付きませんが,あの時に「カッポ酒」を飲めたなら...
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