明日は,「敬老の日」。
でも,15日の「老人の日」から21日までを「老人週間」と法律で定められていることを知っている人は案外少ないのではないでしょうか。
「老い」を恥と思わず健やかな「老い」でありたいものですが,家族や知人が痴呆になったとき「痴呆老人」と呼ぶのは,侮蔑(ぶべつ)的で全人格を否定するようだとして,呼び名の変更に国(厚生労働省)が動きだし,「もの忘れ症」「認知症」「認知障害」「アルツハイマー症」「記憶症」「記憶障害」を挙げて,意見募集をしている。
2015年には,要介護痴呆性高齢者が全国で250万人と推定されているようですが,予備軍の私としては「アル中ハイマー」で募集しようかなぁ。
厚生労働省の呼称変更募集を書きましたが,パブリック・コメントと呼ばれる「規制の設定又は改廃に係る意見提出手続」が各省庁のホームページで確認できます。
ちなみに教育の根幹をなす文部科学省は,9月からスタートした「学校運営協議会制度」(コミュニティ・スクール)のパンフレットを下記のように作成した。
『新 学校宣言! 聞こえてくるよ。みんなの声。つくろうよ。みんなの学校。』
こんなパンフレットで「敬老精神」を学べるのだろうか?
相変わらずキレる子どもが後を絶たないっていうのに。
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