先日,91歳の女性(老婆を通りこした年齢だ)がスーパーで万引きで捕まった。
何度も逮捕されている常習者で「私は悪い女です」と言っていたそうです。
『すずめ百まで踊りを忘れず』の格言も,百歳を越えないと性癖が治らないってことですね。
しかし,最近知ったのですが「天寿」とは162歳だって。
「半寿」と祝う81歳は人生の真ん中。前術の敦盛の「人生50年」も白けてみえるね。
昨日,国立音楽大学講師でオペラ歌手の福井敬さんが 91歳男性をはねたそうですが,生命の期待値として年齢に対する付加価値なんて何歳まであるのでしょうか?
もっとも,生命の期待値として年齢に対する付加価値なんて,存在するわけないだろうな。
親にとっては,子供がどんなに偉くなろうが生意気になろうが,幾つになっても子供であると同時に,子供にとっても,腰が曲がって足腰が弱ろうとも「おんぶ」や「だっこ」してくれた時の親なのです。
「あの頃は若かったなぁ」と言いながら,いつの間にか当時の親の年齢を越している自分が,今ここにいる。
半寿に届かぬ79歳と364日で亡くなった父も今頃「ワシの気持ちが分かったかい」と言っているだろう。
う~む,いつものように酔って神戸から書いていますが,とりあえず明日だ。
でも,明日は名古屋で金沢中央公民館合唱団の「頭 数男」だ。
嗚呼,私には付加価値はないっ。時間が...
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