第61回全日本合唱コンクール中部支部大会は,不思議で夢のような結果でした。
私は,一般Aグループで「 La Musica(以下L)」,一般Bで「金沢市中央公民館合唱団(中公)」で参加したところ,両方で金賞。また,同じAで「女声合唱団 杏(杏)」も金賞と石川県合唱界として最良の日となったのです。
8/17の箱「第50回 石川県合唱コンクール」の中で,『私たちも十分に歌い込み,指揮者の意図を感じ取り,楽譜の匂いのしない演奏を目指せば,中部大会のレベルの高いAグループの中でも面白い結果になるような気がするな。だいたい,こんな自由曲を歌う合唱団なんてないもの。』と書いたような面白い結果となったのでした。
ただ,十分に歌い込んでもいなかったし,指揮者の意図を感じ取れなくて全国大会へ駒を進められたこと。更に,審査員協議で一般Bの金賞受賞で全国出場団体「岡崎混声合唱団(愛知県)」や「合唱団ノース・エコー(同)」の素晴らしい演奏団体に申し訳ないような「全日本合唱連盟理事長賞」を得たこと。これが不思議な理由だったのです。
特に記しておきたいのは,一般Aの杏(2位)。演奏順が2番のLは県大会同様,先の「豊田少年少女合唱団(3位)」を舞台袖で聴いてガックリし,音のぶつかり合いで会場空間を震えさせた杏の圧巻演奏を聴き納得し,せめて3位に入りたい。欲を言えば「ダメ金(全国大会へは進めないが金賞に値する演奏団体)」を。これがL全員の希望でした。
そして,一般A参加9団体中,審査員2名から5位6位と評価され5人の順位総計でLが14点,杏は8点ながら,Lには1位と評価してくださった審査員が3名おられたということで1位。本当に夢のような結果でした。
ありがとうございましたの言葉しかありません。1位2名・2位3名と申し分ない評価だった杏の皆さん,Y瀬先生,申し訳ありません。
このLへの評価は,指揮者EVAさんを評価したことだったのは団員皆承知しており,彼女を全国に紹介したいと願いコンクール出場を決定したW谷代表の想いが叶った瞬間でした。
ただ,彼女は更衣室で憤然としていたようで,私たちが不甲斐ない演奏だったのは間違いなく,
ソプラノの何名か歌えなかったようです。それに気が付かない私は恥ずかしいかぎりです(これも今の実力だもの)。だからこそ県大会後と同様,こんな自由曲を歌うLは全国大会でも面白い結果を残すような気がするのです。
だけど岡山へ行けるか微妙な人が多いのが頭痛の種です(種の一人ですが...)。
それにしても,今回の中部大会【一般の部】での石川県勢の活躍はどうです!中公と両方参加した6名(M野・H多さんは中公団員ですが...)は,ダブル受賞。これが夢ならずっとそのまどろみの中で漂っていたいものです。
目が覚めて届いた今朝の朝日新聞に「MUSICA 全国大会に」。
どうせならLAを入れて欲しかったなぁ。これが無駄な「欲」ってやつですね。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/)は,土曜の銀賞受賞したN水高校が写真入りで載っている。
全国大会の結果に,「 LA MUSICA 」の文字が入った記事を載せたいものです。
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