タイトル通り「慌しい」年の瀬。
カレンダーが配られたって,来年を思う余裕もない。
ハレンチ生徒にワイセツ教師。「しっかりしまっしまん」と怠惰な我が子を追い詰める親に対し,どこにも居場所がなくなった息子は凶行に走る。いつの世も親子間の距離はあるはずなのに,さかんに親子関係の破綻が指摘されている。
社会的引きこもりが100万,勉強も仕事もせず,職探しもしない「ニート」が52万人。 心のオアシスを探したってどこにあるのだろう?
お遍路さんとなって巡礼でもしましょうか。
ラテン語で巡礼をもてなす宿泊所が「HOSPITAL」,つまり病院。治療を意味する「THERAPY」が召使として世話をすることだそうだ。
嗚呼,その病院でも10年前のフィブリノーゲン薬害が,カルテの保存期間を過ぎてしまって誰に投与したか分からない。
分かっているのは,そうして毎日「慌しく」過ぎていくってことだな。
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