一日中,昼夜問わず不夜城のごとく電気で明るく,今では,夏至でもないのに夜が短くなっている。
一体いつ頃の昔かは聞かないで欲しいのですが,昔,夜が一日の始まりだったとか。それで,夜明けや朝を「あした」と言っていたそうです。
あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ しのばるる
風の音よ 雲のさまよ
よする波も かいの色も
唱歌『浜辺の歌』ですが,ちなみに2番の出だしは「♪ ゆうべ浜辺を...」。
もう明日(あした)になっている。
中高年の誰もが知っている「浜辺の歌」を始めとして,唱歌や童謡が消え去ろうとしている。
そんな中,昨日は第1回『新しい風コンサート』に参加してきた。
この演奏会は,山瀬泰吾さんという熱血先生の下で歌っている合唱団(主体は新生「金沢カペラ合唱団」)が集い催したもので,そもそも「平成の新しい歌」をと五木寛之さんが提唱して出来上がった演奏会なのです。
私は,友情出演の形で参加した七尾の合唱団の端役でしたが,どんな形で『新しい風コンサート』が成長していくか,五木寛之さんのトークが夢一杯ゆえ他人事ながら楽しみです。
こいのぼり,ひのまる,ほたるこい,ひらいたひらいた,くつがなる,かたつむり,ゆうやけこやけ,おしょうがつ,はるよこい...など小学校低学年で私が歌った歌です。
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