自然繁殖では生産量も限られる魚貝類。
それを,人工孵化・繁殖させた仔魚などを放流する種苗生産で,最近の魚市場が成り立っている。サケ,ニシン,ヒラメなどがそのようです。
高級寿司店を知らない私が入る回転寿司店での好物の一つが,ヒラメのエンガワ。
それが,代用エンガワが多くなっている。
欧米では,身だけをムニエルなどにして食べる深海魚のカラスガレイ。そのエンガワの大きさはヒラメの3倍近くで,分厚く,価格は10分の1程度ですから。
近江町で買い求めるヒラメの刺身は,エンガワの大きなものを選んでおりますが,回転寿司店の代用エンガワでも何ら不平はありません。ええ,その代用ネタが好物にさえなっております。
ヒラメは目が上についているために,上ばかり見ていて,その上司に自分を合わせるという「オベッカ野郎」の代名詞にもなっています。
目を上に向けた状態で魚を置き,顔が左はヒラメ。
右はカレイで,なぜオベッカ野郎がヒラメだけでカレイがそう言われないのか不思議です。
Copyright © 2002-2013 金沢の声楽アンサンブル ~ La Musica ~