自分の住むマンションの強度は大丈夫かと心配なさるご同輩方も多いのではないでしょうか。
問題になっている建築基準法は昭和25年に,故田中角栄元首相らが法案を提出し成立したもので,その際同時に建築士法も提出され,田中元首相自らが「第1号」の1級建築士となったそうです。
法律の制定年度を問題視するわけではないけれど,やはり時代に合った法律が必要です。
木造家屋が中心だった55年前の条文には,「申請が出てから21日以内に建築確認を下ろさなければいけない」と謳ってあり,問題になっている高層マンションなど,当時と違って対象件数も多く21日で審査するなんて,どう考えても無理な話ですよね。
結局,立法府の責任となってくるのですかねぇ。
でも,どうして犯人捜しに狂騒するのでしょうか?
名指しされた人の家の前で,マスコミ各社が陣取っている様子なんて見たくないな。
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