そりゃ何事も経験している人は話す内容も濃いですよね。
だけど,千葉7区補選で自民党推薦候補を僅差で破った民主党の太田和美さん(26)は,キャバクラに勤めていたことについて尋ねられた際,「社会経験としてやった。みんな生活が苦しく寝る間も惜しんで働いて,雇用問題をしっかりやらないと」と語ったそうな。
これってきっと内容が濃いんやろね。
ちなみに,キャバクラを正確に理解していない私がとやかく言うことじゃないけれど,必要な社会経験というより「お金を手に入れる手段」として簡単なだけだったのでは...と,つい考えてしまいます。
『ウィキペディア(Wikipedia)』には,「キャバクラは,女性(キャバクラ嬢)が客の席に付いて接待を行う店のことである。 料金が時間制の店を一般的にキャバクラと言う。ほとんどのキャバクラ嬢は自分の職業を水商売であると考えており,風俗業とは考えていない」と出ている。
「子どもと向き合う」を書いている今,例え就職の決まっていない娘 (←私の娘の話じゃありませんよ) だとしても「キャバクラに勤めれば?」と言えるでしょうか。
キャバクラ嬢として働いたことを悪いというのでなく,職業に卑賤はないとしてもそれが必要な社会経験と断言することが理解できないだけですわ。
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