知らなくたって平気な言葉が,「オノマトペ」。
意味は,擬音語あるいは擬声語。
当団の練習はとても楽しく笑いが絶えない。その笑いも,「にっこり」 「くすくす」 「にやにや」 「ひそひそ」 「げらげら」などとオノマトペに事欠かない。
しかし,暗譜を宣言した私は恐れている。
覚えきれないマジャール語に,「じっとり」 「たらり」と冷や汗が流れるのを。
いつも「べろんべろん」になるまで飲み,翌朝必ず頭が「がんがん」。こめかみも「ずきんずきん」。
覚えなきゃいけない曲も「どしどし」増える一方。
暗譜の決意は「ばりばり」ですが,「すかすか」状態の脳みそが決意を「ふらふら」させる。
覚えたはずのマジャ-ル語歌詞も,口に出してみると「まごまご」「もごもご」。
そして練習の終わり頃には,可愛い指揮エヴァさんに「ぺこぺこ」している。
こんなはずじゃなかったのに...と頭を「ぼりぼり」かいている。
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