長時間の空の旅などで肺血栓を引き起こす「肺血栓塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)」が,車椅子の難病患者にも発症していると大阪医科大の研究チームが,横浜市で昨日から開かれている日本神経治療学会で発表した。
車椅子の方は,介護者の手間を考えてトイレに行く回数を減らそうと,水分摂取を控えめにする傾向があるそうで,血栓は脱水状態になるとできやすいため夏場は特に注意が必要だって。
私たちも注意深く様子を伺うようにしましょうや。
発症防止には,水分確保と,自分で足が動かない場合,手伝ってもらって足の曲げ伸ばしすべき。
車椅子では,ひざの位置が尻より高いと太もも部分の血液の流れが悪くなるので,尻を高く。
垂れていようが,とにかく尻を高く。気をつけましょう。
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