元日から今日3日までを「三が日」といいますが,昔は殆どのお店はお休みでしたね。
出雲大社がある島根県大社町では,1月3日に「吉兆さんと番内さん」が催されるのです。大きなのぼりを立て大太鼓を打ちながら大社神謡や舟唄を唄う「吉兆」と,鬼の面をつけた厄男が青竹を叩きながら町内を練り歩き厄を祓う「番内」を学生時代見に行きましたが,その日も北陸同様雪が降りしきる悪天候。青竹で地面をたたき「悪魔払い」と大声で叫ぶ様は「なまはげ」のようでした(実は「なまはげ」行事はテレビでしか見たことがない)。
三が日まで寺社参拝することを「初詣」はずなんだが,正確には何日までが「初詣」なのか知らない不束者の私です。だいたい混雑に向かって参拝に行こうとする人の方が不思議じゃない?
年を越したすぐ,近くの「石川総線」の踏み切り警報機の音が聞こえてきた。白山比咩(しらやまひめ)神社の初詣に合わせた臨時列車だ。この列車は,大晦日の深夜から元旦にかけて「野町」~「加賀一の宮」駅間で運行される列車で,来年からこの時間帯に踏み切り音は聞けなくなるようだ。なぜなら昨年 10月23日,北陸鉄道は同線の「鶴来」~「加賀一の宮」駅間 (2.1km) の廃止届(廃止予定日2009年11月1日)を国土交通省北陸信越運輸局に提出したのだから。
でも,この時ばかりは運行するかもしれない。しかし,廃止届けが出てしまっている。どうなんだろう?「石川総線」って呼ぶ人,古いんだって。「石川線」が正しいようです。
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