音楽メディアは,時代の変遷そのものです。
1956年にエルビス・プレスリーがデビューした翌年,ビクターがステレオテープを開発発売。
1958年LPレコードが発売と同時に全世界に普及。
ビートルズが1962年デビューし,シングル盤(EP)・LPレコードが欲しくて仕方がなかった中学時代。
そして,70年代のカセットテープ。1979年SONYがウォークマン発売すると,カセットの黄金時代。その年,カセットテープが4500万巻,累計1億7千万巻。
と思えば,1982年CDが発売され10年後にはレコードが生産中止。
翌1993年SONYがMD発売。
2000年にはDVDが普及し,04年にはiPodなどHDD携帯プレーヤーが大人気となり,ついに昨日,CDが売れないと米タワーレコードが破産申請した。
そりゃパソコンがあればCD-RにCDをコピーすることも簡単だもの。
レンタルCDショップのコピー防止機能のついたCDのせいで売れなくなったわけじゃないんですけどね。 ネット社会でのダウンロードの影響も大きいのです。
次はいったい何が主流となって行くのだろう。徐々に時代についていけなくなってきている。
ネットの向こうに何があるのでしょうか?
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