アカデミー賞を受賞した「おくりびと」の原作「納棺夫日記」の作者,青木新門さんや監督も富山県出身ということで,昨日の富山新聞は歓喜の記事特集でした。
よく知ってるでしょう?富山に行っていたから。
この時期,金沢でも同じように富山の味覚として欠かせないのは「ぶり」の刺し身。その「ぶり」の胃袋が『ふと』と呼ばれ,これまた日本酒に合うのです。東京じゃ「ぶりしゃぶ」が一般的ですが,こちらでは殆ど食べませんものね。
しかし今回,富山湾の甘い宝石と呼ばれる「白えび」や富山湾の神秘「ホタルイカ」,先の「寒ぶり」に加えて「おくりびと」が富山の名を全国に広めたのでした。ついでに光岡自動車の霊柩車も入れときましょう。
富山市内の映画館は,富山シアター大都会,ファボーレ東宝,富山松竹,フォルツァ総曲輪がありますが, ファボーレ東宝で「おくりびと」が上映されています。新聞に,当日券が完売し大盛況となっているようすが載っていました。もっとも前売り券も完売してしまい,時ならぬ映画特需となっているようで,不況の中,隣県人としても嬉しいことです。
金沢でも凱旋上映されること間違いないところで,あわてないで列が途切れたころ合いを見つけて観にいくことにしよう。
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