来年の話で恐縮ですが,4月29日(日)に石川県立音楽堂コンサートホールにて『東京混声合唱団金沢公演』が行われます。
その際,地元の合唱団と共演という形で私たち(+金沢混声合唱団)と仲間が一緒に歌います。
世界で唯一のプロ合唱団と一緒に歌えるというのは光栄なことでよね。
日ごろ邦人作品を歌うことがないだけに,言葉で悩まなくて簡単と思ったのが大きな間違い。
三善晃さんは「蜜蜂と鯨たちに捧げる譚詩」で私たちを大いに悩ませる。
似たような音取りの悩みは,2002年にOEKで初演した童声・混声合唱とオーケストラのための「三つのイメージ」で経験しているけれど,オケ付きと違ってプロ合唱団との二群で歌うのだから全く別なのです。
その通称「東混」の演奏会を今月2回聴く事ができた。
4(水)は福井ハーモニーホール,12(木)は東京文化会館小ホールで第206回定期。
大谷研二さんと松原千振さんの指揮を間近で見,会場の大きさと響きの違いも体験できたわけです(上野の小ホールは,昔は良いホールだと思っていたものでしたが...)。
どちらも4割以下の入りでしたが,来年はそうならないよう多くの方々にお越しいただくよう努力をしなくちゃ...と実感しました。どうか皆さん,お忙しいとは思いますがご来場ください。
Copyright © 2002-2013 金沢の声楽アンサンブル ~ La Musica ~