腸管出血性大腸菌O157では,かいわれ大根が被害を受けましたね。
ノロウイルス流行警報発令中。今度は,カキが大暴落しています。
カキは「海のミルク」と言われるほど栄養価が高い強壮食品で,コレステロールを低下させる役目があるタウリンはカキの粘液にタップリ含まれ,子供の成長に欠かせない亜鉛を他の貝類より1桁多く含んでいるようです。
でも,子供がそんなに好きじゃないみたいなのは,食感ですかね。
比較的沖合いで菌やプランクトンも少ない海域で育ち,その分生育も悪く小粒で栄養分も少なく大味なのが欠点の「生食用」と,川の河口などで育ち菌やプランクトンが多く生では食べられないけれど,栄養も多く大粒な「加熱用」があるそうです。
冬にノロウイルスによる食中毒が多いのは,カキを生で食べるのがほとんど冬場に限られるからカキ犯人説が出たのでしょう。いわゆる風評被害です。
それにしても,ノロには気をつけましょう。
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