昨日(23)は,七尾サンライフプラザ大ホールで行われた第8回OEK七尾定期公演『交響曲第9番合唱付』に,例によって頭数男要員として参加。既報の通り,当団からM野,K井,N畠さんも,(私の無理強いで)146名と共に歌ったのです。
霙(みぞれ)降りしきる悪天候にもかかわらず,満員の聴衆。『エグモント』からスタートし,オケが下がったところで合唱団が8段に組んだ舞台に登場。そして,第3楽章からソリスト登場。今回の目玉はなんと言っても「森麻季」さん。それでなくとも豊かな胸を更に強調するようなドレスで彼女が登場。聴衆も急いでオペラグラスを取り出し「あらまぁ~」といった風。恥ずかしながら私,彼女のドレスが何色だったか全く覚えていません。
第九を例えるなら「歌う格闘技」です。バス・アルトも高い音が続き,テナー・ソプラノは悲鳴絶叫連読。それでも歌うのは歌い終えた充実・高揚感が他の曲より強いのかもしれません。今回,大町陽一郎さんは高齢(+メタボ)で椅子に座ってのゆったりとしたテンポを刻む指揮でしたが,もうこちらに来られることはないでしょうね。
最上8段目に並んだ私は歌えど声が上に吸い込まれて歌いにくいと見れば,照明の都合で一番奥の反響版がないのです。しかし,そんなことで文句を言っちゃいけません。裏で支えてくれる人たちのおかげで公演が成り立っているのですからね。
21(日)は,第九最終練習日でした。ところが,本番では一度も練習にお目にかからなかった人たちナント多かったこと。歌えるから「本番だけ」なんて許しちゃいけませんが・・・。練習後,N畠号で当団の忘年会にむかって金沢へ。
La Musica は,この日で忙しかった一年を終えた。来年も充実した年を迎えたいと一同願ったことでしょう。
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