女性が一生の間に産む子どもの数である合計特殊出生率が,フランスでは2006年に2.005にまで上昇し,先進国では抜きん出て高いとか(ちなみに,日本では2.3を下回るまで低下している)。
どうしてフランスで高くなったかといえば,出産費用や出産休暇中の所得補償,保育所や育児ママへの支払いなどの育児支出は,すべて所得控除の対象となり,第2子以降は子供が20歳になる直前まで給付される「家族手当」など,公的支援がとても厚いからだそうだ。
う~ん,「出産→職場復帰」が当然の国の違いと,就労時間が週35時間以内では当然ですよね。
こちとら週48時間働き,それ以上はサービス残業が当たり前なんですから。
石川県の2004年人口統計によると,0-4歳の人口が80歳以上の人口より少ない(これが日本の実情)となれば,老年人口の割合が上昇し人口が減少していくのは当然ですわ。
そうして日本産科婦人科学会は昨日,未婚がん患者の卵子保存の計画を発表した。
難治疾患患者の卵子は当然ですが,女性にとっても働く意欲に満ち溢れている時期を過ぎ,子供が欲しいと思った時には既に卵子は老いている...というような場合もあるでしょうに。
そんな時,健康な若い時期に卵子が保存されていたらハッピーじゃないでしょうか?
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