厚生労働省のホームページによれば,妊娠中の女性に対して,はしかにかかると流産や早産の可能性があるが,ワクチン接種は受けられないので,外出を避け感染者に近づかないように,と注意喚起。
妊娠していない人も接種後2カ月程度の避妊が必要などとしている。
私に周りにも妊婦さんが何人もいるので,はしかの流行に引っ掛からないように祈っている。
そして26日,国立感染症研究所が「流行はおおむねピークを越えたとみられる」と発表し,成人(15歳以上)を中心にはしかが大流行する中,2~5歳の患者数は例年並みにとどまっているのは1歳児の予防接種率が高まっていることが原因とか。
もう35年以上も前の学生時代のこと。京都で新しい生活の第一歩を踏み出した途端風邪をひいたみたいで,下宿のおばさんに名医を尋ねると女医(かなり高齢だった)さんが路地裏にいることを教えてくれた。
女医 「どうしはったん?」
私 「喉が,はしかて昨日からなごなっとたげ」
「はしか?...長い?...げ??」
「ほや」
「出身はどこやの?」
「金沢ねんて」
「ふ~ん,かなり訛りがあるんやねぇ。はしかって言われたん?」
「ちごがや!喉が,はしかい...は,喉がイガイガする感じねんて」
「で,それが長く続いてんの?」
「なぁ~ん,ほやしぃなごなっとったがや」
「んん・・・?」
のどがイガイガして熱があるので横になってたのですが,通じなかったのです。
今は標準語しか話せない私ですが(ウソです),このことは昨日のように覚えている。
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