トマス・ハリスは,『ブラック サンデー』で作家デビュー。
その後は『レッド・ドラゴン』『羊たちの沈黙』『ハンニバル』及び『ハンニバル・ライジング』という"レクター四部作"しか書いていないのだが,皆映画化になっている。
先ほど読み終えた『ハンニバル・ライジング』の時代背景は,今までと違ってレクター博士の8歳からスタートし,空襲や略奪で家族を失い医学生となり,復讐を果たしていく物語。
その中で,叔父の紫夫人と千代が大きな位置を占めており,甲冑や脇差(村雨),そして和歌で会話するレクターと夫人の描写が日本人を正確に照らしている。
もう映画になったのでしょうが,どれ見に行かずばなるまいて!
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