ひな祭り。書くことがないからロイター記事を一つ。
先月28日のベルリン発ロイターによれば,18世紀のドイツ人作曲家ヨハン・セバスチャン・バッハの顔をデジタル処理により復元されたそうだ。
バッハの骨は1864年に掘り起こされ,1908年に胸像製作のために利用されたのですが,このたび,スコットランドの法医人類学者キャロライン・ウィルキンスン氏がバッハの骨とCG模型を使いバッハの顔を復元したところ,バッハは白髪の短髪で太った男性だったという結果が出たというのです。
約40年前,私が習った高校の音楽室に飾ってあったバッハの肖像画は,カツラをかぶったふっくらした年老いた男性でしたが,誰が書いたのでしょう。
いずれにせよ,私たちが客演指揮をお願いしているO先生が選ぶバッハの曲は,太っていようが年老いていようが,彼の顔がどうであれ関係なく「キッチリ歌うゾ!」と決意だけは固いのです。
今年もバッハの曲を演奏する機会があれば,デジタル処理された復元顔をプログラムに載せてみても面白いかも。
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