私は,給与所得者なので,自営業の方と違って経費で落とす項目がありません。
仕事着である背広・ワイシャツ・ネクタイも一切控除対象にはなりません。 自営業の方々は,仕事と私的使用が曖昧なところもあり,多くは経費として処理が出来るので羨ましい限りです。
だけど,私のような給与所得者(サラリーマン)にも控除できるものがあります。
住宅取得と医療費など。そういうわけで,今年も医療費控除請求を税務署に行いました。
病と闘う家族がいるため,平成19年の1年間で,医療費合計652,130円。一昨年が,182,640円だったので,1年間で医療費が3.5倍増えたことになります。あらためて金額の大きさにびっくり。
もちろん全額控除になるわけではありません。
1年間に支払った医療費の合計が10万円以上となったものが対象となり,還付で戻ってくるのは,せいぜい医療費の約1割ぐらいです。それは,保険組合からの補填(ほてん)や生命保険からの支払いが収入とみなされ,その差額が支出となるからです。
①通院にかかったバス代やタクシー代などの交通費
②付き添いの看護料
③紙おむつ代も医者の証明書の発行を受けた場合
④針灸・マッサージ・指圧・整体などの治療
これらも控除対象となるのですが,そこは抜け目のない私はキッチリ請求しております。今年から始まったe-Taxは,とても簡単で,税務署から戻ってくる還付金も3週間程度で振り込まれ,以前より早くなったようです。今までは,かなり時間が掛かったんですよ。
家族(本人)が病気で苦しんでいる皆さん,医療費還付請求をお忘れなく。我が家は,結局,4万円も戻ってくるわけではありませんが,それが次の医療費に役立つのです。
皆さんもどうか面倒だと思わず請求してみましょうよ。
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