1959年の第32回アカデミー賞11部門賞を獲得した映画が,『BEN HUR(ベン・ハー)』。主人公(ジョシュア・ベン・ハー)を演じたチャールトン・ヘストンが,昨日(5)亡くなった。
どうでも良いけど,その日(5)は「MRO合唱団スプリングコンサート」を聴きに行き,会場(金沢市文化ホール)の寒さにふるえていたのです。冷たい日だったのに,暖房じゃなくて外気を入れていたのじゃないかと思ったくらい。会場で出会った顔見知りも一応にふるえていました。
女声合唱団は,選曲はステキでしたが何人か揺れっぱなしで気になりました。
児童合唱団(私のマンション4階住人のお嬢さんが歌っている)は,上手でしたが児童数を増やして聞きたかったですね。
混声合唱団は,男声が勝ちすぎ。もっとハーモニーを聞いて女性を前に出してあげないとバランスが良くありませんでした。
で,原作者であるルー・ウォレス氏が亡くなって2年後に映画化された「ベン・ハー」が,遺族が製作承認していないと最高裁まで持っていき,当時(1905年)では大金の2万5千ドルを映画会社から勝ち取り,著作権というものを確立した映画でもあるのです。
3回目の映画化となった1959年。最初は,ポール・ニューマンを主人公に指名しながら断られ,マーロン・ブランド,カーク・ダグラスなど次々断られ,候補にも挙げられていなかったチャールトン・ヘストンが大役を演じて主演男優賞を獲得するなんて,人生何が起こるか分からないものです。
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