私が住んでいる野々市町から,月に一度広報が送られてくる。
新生児欄を見れば,この野々市の人口が増えているのが良く分かる。新生児の名前が多く載っているから。だけど,これが全く読めない。箱に何度も書いているので列挙するのは止めますが,学校の先生は大変でしょうね。
社会保険庁が,名前登録を間違って読み,その結果自分の年金が他人となったというお粗末な記事が載っていましたが,平成の時代はもっと大変。届けた人のフリガナが判読できないというのですから,習字の授業を復活せんなんね。
男の子に限ってみても,この50年間で人気の名前がすっかり変わってしまった。大体,女の子には「子」が付かなくなったでしょう?
1955(昭和30)年には,(1)隆,(2)誠,(3)茂,(4)修,(5)豊
2005(平成17)年になると,(1)翔・大翔,(3)拓海,(4)翔,(5)颯
そして,ロイターが,英国の親たちは子どもの名前を付けるにあたり,年間で合計3000万時間を費やしていると17日付けで載せている。ちなみに,2007年に新生児に付けた人気の名前は,女の子がグレース,ルビー,オリビアで,男の子がジャック,トーマス,オリバーだったとか。
同じように50年間では,
1950年には,(1)デービッド,(2)ジョン,(3)ピーター,(4)マイケル,(5)アラン
2004年になると,(1)ジャック,(2)ジョシュア,(3)トーマス,(4)ジェームズ,(5)ダニエル
明治安田生命の「生まれ年別の名前調査」から抜粋したものですが,カタカナでは分かりませんが漢字の方が時代の変遷を実感できる。でも,それが何通りにも読めるから大変なんです。
2005年の(1)翔と(4)翔は違う読み方なの?それが分からんがいね!
ご同輩方,「今」の一字を何て読みますか?「なう」ですって!
「こん」と読んじゃうとフランス語で,女性のボカシの入っちゃうところなんで嬉しくなっちゃいますが...,危険です。
そして,「牧」が「うらら」ちゃん。山の婆ちゃんが自分のことを「うら」と言ってたっけ。
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