最近,男の更年期障害なのか,とてもダルイ。
何をしても気乗りせず,好奇心の塊だった私も腑抜け状態です。
だから,気を紛らわすために本を読んでいる。
箱を空にしていた間も,読んでいたのです。はっきり言えば現実逃避ってやつでしょうか。
ハヤカワ文庫新刊,フランク・シェッツィング著「深海のYrr」全3巻。
幻冬舎文庫,大鐘稔彦著「孤高のメス」全6巻。
紀伊国屋書店,マッテオ・モッテルリー著「経済は感情で動く」。
ほぼ2週間で上書読破。改めて詳細な内容を説明できないのが私の早読みの悪いところです。
「深海のYrr」 帯に,ドイツで『ダ・ヴィンチ・コード』からベストセラー第1位の座を奪った驚異の小説,ついに日本上陸...と書いてありゃ読まんなんやろ?ドイツ人は理論的なのが好きなんやねぇ。日本じゃどうかな。でも,映画化すれば面白いんじゃないかな。と帯下の小さな字を見れば「大型映画化決定」ですって。CG駆使した津波シーンが今から楽しみ,ヒット間違いないでしょう。
「孤高のメス」は,10年前にビジネス・ジャンプで連載されていた「メスよ輝け」の原作を加筆修正した作品で,先に絵で見ていただけに2日間で読破。医療物語は,「医龍」「JIN〈仁〉」など,どれをとっても面白いんです。
「経済は感情で動く」は,クイズ形式で日常の中の非合理,己を知るところから,感情と常識を説いて目からウロコでした。
しめて,7,506円。これすなわち,自分の都合のいい面だけ見せたがる(「経済は感情で動く」より)ですね。
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