人口統計上の指標で,一人の女性が一生に生む子供の数を示す割合が「合計特殊出生率」。
でも,なぜ特殊って付けるのでしょう?
世界保健機関(WHO)が20日報告した「世界保健統計2008」によると,2006年の合計特殊出生率で,【1.3人】日本・シンガポール・ロシア・ハンガリー,【1.4人】ドイツ・イタリア・スイス・オーストリアなど少子化が深刻な国とされている。
なお先進国の中でも,【2.1人】米国,【1.9人】フランス,【1.8人】イギリス・スウェーデン・フィンランドなどは,合計特殊出生率が比較的高い結果となっている。これは,子供を生める環境が整っている国順なのかしら?
世界193カ国中最下位なのは,【1.2人】を記録した韓国・チェコ・スロバキア・ポーランド・ウクライナ。
隣国韓国も少子化の道を歩んでいるようです。一方不思議の国,北朝鮮の合計特殊出生率も年々減り続け,1990年の2.4人から,2000年には2.0人,今回は1.9人となっているようですが,この数字を信用する人がいるのでしょうか。
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