私の部屋のドアには,百均で買った「事務室」のラベルが貼ってある(←何度も書いてますね)。
その部屋の机は立派で大きいけれど,ちょっと本を動かそうとすると忽(たちま)ち崩れてしまうほど積ん読状態で,嘱託を辞めるまでは片付かないだろうなと諦めているこの頃です。
でも,きれいに片付く部屋を想像できないのが悲しい。。
その積み上げた本の最上部に鎮座するのが「男おひとりさま道」(上野千鶴子著)。
何気なく手にとってペラペラページを捲(めく)ると,毎回,珠玉の単語に出会うことがあるし,逆にそりゃないでしょう...と唸ることもある。
先日,某ホテルのランチを食べたくなって手当たり次第暇そうな女性に声を掛けたけれど,誰一人として空いている人がいなかった(あるいは断られたんでしょうね)。
とても美味しかったので,もう一度と思っても男一人で食事するのも周りは女性ばかりだしお店にとって迷惑なことだろうと,誰かにご馳走しようかなと電話してしてもこの女縁の無さです。
かといって,本当に数少ない男友達を誘っても趣味が合わず,体の不調や第2の勤めや年金のことなど話が盛り上がらず,かつての輝かしい時代の回顧録へと戻っていくのです。
男の場合,見栄や体面を保っていられるだけの付き合いなのでしょうか?
で,ランチにご一緒した方は,以前,義理でお見合いをさせられた女性で,「退院しました!」というメールを2日前に受けていたのでお誘いしたのでした。
よろしくないご様子で,当たり前ですが食も進まず,「笑う角に福あり」と例によって私の失敗談を披露しつづけていました。
失敗談や恥ずかしい思いをしたことって,途切れることも無いほどあるもんですね。
笑われて嬉しかったのはこんな時だけでしょうが...,容態が案じられます。
とりあえず,おひとり力とは「人持ち」ですね.。
友達の多さを誇る方が,携帯を駆使している。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「フェイスブック」では,友達を「親しい友達」「知り合い」「遠い友達」の三つに分類できるそうで,友達の数を教えてくれた。
「いいね」の一言が欲しいだけなら,私にはそんな友達は要らないけどね。
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