La Musica 全員で夜に歌う仕事がある。
その出演時間が遅くなったため,第4回『新しい風コンサート』を聴く時間が出来たので,(何せ第1回から関わっていたのだから行かなきゃと)金沢市アートホールまで出かけた。
第Ⅰ部は,女声合唱団 悠「天子のせいぞろい」,女声合唱団 杏「メロディは誰の胸の中にもある」,金沢カペラ合唱団,「水とともに 人とともに」(この曲は東混で聴いたことがある)。
ストレートに声が響く会場でありながら,(司会者が言うところの人生経験豊かな10数名の)「悠」は,声も若く日本語も豊かに聴かせてくれてました。
「杏」は,コンクール常連なだけに美しいハーモニーでした。Sop.は抑えずもっと出ても良い。
「カペラ」は,石川県でも滅多にない大編成で聴衆を魅了しました。
満足という言葉を忘れがちなY瀬先生は渾身の指揮。合唱経験者は,このような雰囲気で歌
いたいに違いないのです。もっと広く勧誘されては如何でしょうか?
第Ⅱ部は,監修された五木寛之さんの「歌が生まれるとき」と題したトーク。悲しみ嘆くという意味の Grief をメインに,悲しい時は悲しくと最終3曲を解説された。
特に「青春譜」は,平成20年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校課題曲であり,その意味では高校の合唱指導者は聞くべきだと思う。
「大河の一滴」そして「鳩のいない村」。この鳩での「ひ」や「か」が,あまりにもキツくてダメ(特にバス)。しかし,精度の高い合唱と,このような演奏会スタイルは他団の真似の出来ない素晴らしいものでした。
最後に,靴音が大きくなりがちなY瀬先生。ラバー仕立ての靴底に直さない?
そして8時。泉が丘のイタリア料理店ラ・ヴィータ10周年記念パーティで La Musica が歌った。
お店の中で歌うため充分なスペースがあるわけではなかったが,17名+伴奏ちかこさんで精一杯心を込めて歌った。常連さんばかりを招待したのでしょうか,最後のアンコール(急な要望のため困りました...)では一緒にアルコールで良い気持ちの方々も加わって盛り上がりました。
帰宅し,頂いたオミヤ(土産)とお酒で一息つくと爆酔。
付けっぱなしのテレビでは,秋葉原通り魔殺人のニュース。
誰でもよかったなんて醜すぎます。酷いです。
クール・ジャパンとして海外から注目を浴びる秋葉原での惨劇,被害者やご遺族にとって言い様のない憤りでしょう。これでも死刑廃止なんて言う人がいるのでしょうか。
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