約1ヶ月間も書いてなかったとは...。
いつも書こうとしてるのですが,ダメな男であります。
一昨日の13日,天皇皇后両陛下が福島県河内村に放射能除染作業や避難住民を励まされに,JR東京駅日本橋口からお出かけになる場面に遭遇しました。
27階のホテルフロントでチェックアウトして,1階に下りるとものものしい警備。
聞けば,両陛下が今から新幹線にご乗車されるとか。と,その前をスーっと通り過ぎた車内でお手を振ってらっしゃる。右手に常時持っているカメラのシャッターを押した。
ピント・露出も合わす暇なく,菊の御紋をつけた車は日本橋口に停まり,両陛下が降りられた。
そして,警備の方々を除いて私が一番前となった通路入り口でパシャ!
いやぁ~,とってもいい気分。お見送りができたなんて。
それから,「新橋」汐留口のコインロッカーにカバンを入れ,新橋演舞場を目指して歩いた。
11時開演に1時間以上あるので,「並木通り」から「みゆき通り」をテクテク歩くと,銀座和光の時計台が10時を知らせた。
田舎者の私は,大通りでパシャ!
本日の演目は,「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」と,歌舞伎十八番の内「 勧進帳(かんじんちょう)」。
前半では,「和藤内(わとうない)」の松緑と「錦祥女(きんしょうじょ)」の芝雀((しばじゃく)が良く,ここでも松緑の飛び六法(片手を大きく振って、勢いよく足を踏み鳴らしながら花道を引っ込む六方)が勢いがありました。
話は,ややこしくて見ないと分からないかも。。
後半の「勧進帳」が,七世 松本幸四郎 追遠公演のメインですが,昼の部では幸四郎は「富樫左衛門」,「武蔵坊弁慶」に團十郎,「源義経」に人間国宝の藤十郎と染五郎の怪我により思わぬ超豪華版に。
夜の部の幸四郎と團十郎が入れ違った舞台も見たかったけれど,貧乏人はここまで。
楽しい日々をしっかり脳裏に刻み込んで羽田に向かった私でした。
いつまで覚えていられか不安だが。。。
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